新型コロナで普通ここまでやるか?中国の銀行ATMに驚愕した理由

 

免疫力を高めよう。自分で出来る自炊の取り組み

ネットで調べると睡眠を十分にとって疲れを残さない、運動をする、免疫力を食べ物で補う等の予防方法があり、運動以外は今の環境でもやれそうなので、出来る限り率先しています。

実は大して難しい事ではなく、人間が生活していく上で、ごくごく当たり前の生活習慣をやりましょうって話なんですよね。

手軽でいいなと思ってやっているのは、カレー粉やカレールーを購入して野菜カレーを大量に作って小分けして冷凍保存すること。

肉でもいいのですが、大豆を水で戻して入れると食感もいいですし、食物繊維も豊富なので、感染症予防に効果があると言われる「免疫力」に関係する「腸内環境」を整えるのにもってこい。

スパイスにも免疫力を高める効果があるそうなので、カレーは手軽にできる予防方法かも知れません。いい機会なのでカレースパイスやカレーペーストをネット注文して研究中。

あとは食物繊維が多い椎茸やえのき等のキノコ類やワカメなどの海藻類を前菜や炒めもの、スープ等に使って普段以上にもぐもぐ摂取しています。椎茸なんてバター焼きにして大根おろしとポン酢で食べるだけでも、簡単で立派な料理です。

結局は毎日バランスの良い食生活を送る事が理想でしょうから、何かしら野菜やヨーグルト含めて摂取するようにしています。

こう考えると、身の回りで出来る予防って限られていそうで、色々と工夫ができそうです。

不謹慎に聞こえるかも知れませんが、アレコレ対応を考えて行動することで楽しむ余裕を持ちつつ冷静に判断して生活しています。

正直、トラブル時に楽しむ余裕くらい無いと海外生活なんて長くやれません。

コロナウイルス拡散予防にATMお前もか!

サザエさんの歌のリズムで。家賃を払おうと銀行へ出かけたが、銀行閉まって払えないジンダオ♪

実際は無事に支払い完了したのですが、久しぶりに訪問して銀行の取り組みが分かりました。

街はまだ通常通りの稼働状態ではありませんが、家賃の支払いは通常通りにやってきます。

こんな時は電子マネーの支払いが一番なのですが、大家が電子マネーを嫌うので今回は「支付宝」と呼ばれるアプリを使って銀行支払いにチャレンジ。残念ながらエラーとなったため近所の銀行へ出かける事に。

近所にある工商銀行は春節以降ずっと閉鎖中。銀行は密閉した環境ですし、お年寄りも非常に多く集まる場所。年金支給日になると行列をなしています。

中国は盗難などの犯罪防止のためATMは鍵付き個室BOXタイプが多いのですが、ATMに入ると一枚の張り紙が。

「关闭现金循环功能公告(guān bì xiàn jīn xún huán gōng néng gōng gào)現金循環機能の閉鎖公告」

jd20200313-7

要するにコロナウイルスの問題から現金の受け渡しを停止するというもの。前回の記事で現金の受け渡しを嫌うから電子マネーがいいかも。なんて書いたのですが、実際にATMが現金受け渡しを停止していました。

と言っても、現金の引き出しや通帳内の口座から他の口座への振り込みは可能。停止していた業務は現金の預け入れ。

現金が溜まれば回収が必要になります。回収した現金は特定の場所に集められます。集まった現金はまた世間に流通します。

確かにウイルスが現金に付着して流通すると、どのルートで感染したか人以外が媒介すると判りにくくなります。これも万に一つ有るか無いかでしょうが予防措置として採用されていました。

ただこの取り組みは銀行や地方で差があるようです。上海の中国銀行で振り込めたという話を確認しましたし、地域差や銀行での差がある取り組みようです。

黒じゃないグレーな部分でもケースバイケースで徹底的に対処する、中国らしい出来事でした。

「後手後手」や「禁止」、「中止」などネガティブな単語ばかり目につく毎日ですが、こんな時こそ笑って、日頃できないことを試すことが気分転換になり、免疫力もアップするのかと思います。

皆さんも思い思いの気分転換を行って、一緒に乗り越えていきましょう!

image by: atiger / Shutterstock.com

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