東大卒の精神科医が伝授。最短で「勉強ができる人」になれる裏ワザ

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新型コロナウイルスの流行に伴う「ステイホーム」をきっかけに、資格や語学といった新たな勉強を始めた方も少なくないかと思われます。せっかく手を付けたのならばより早く成果を上げたいものですが、どんな手立てが有効なのでしょうか。今回の無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では現役精神科医のゆうきゆうさんが、心理学に基づく「最短で勉強ができるようになる方法」を紹介しています。

最短で勉強ができるようになる方法!

こんにちは、ゆうきゆうです。

さて、皆さんは勉強の成績や仕事の成果をより上げたいと思いますでしょうか。今回は、そんなときに有効な心理学テクニックについてお教えします。

フロッグポンド効果

心理学には「フロッグポンド効果」というものがあります。英語ですとかっこいい感じですが、日本語にすると簡単です。「池のカエル効果」と言います。

これはカエルの大きさに関係しています。当然ですが、小さな池にいればカエルは大きく見えますし、大きな池にいたらカエルは小さく見えますね。相対的に周囲が大きければ、自分のことが小さく見える、ということを示しています。

これはサイズだけの話ではありません。例えば、すごく優秀な人たちの中にいたら、どんな人であっても「自分はあまり優秀ではない・無能かもしれない」と感じてしまうでしょう。

反対に、あまり能力のない人たちの中にいれば、当然比較しますから、周りの人も「あの人は優秀だ」と思うでしょうし、自分自身も「他の人よりも自分はできるんだ」と思えるでしょう。

鶏口となるも牛後となるなかれ

中国の故事でも同じようなものがあります。「鶏口となるも牛後となるなかれ」という言葉です。こちらは「強い牛たちの集団の中でビリに入るぐらいなら、小さな鶏たちの集団でもいいからトップになれ」と言っています。そうすると、自信が湧いてきてどんどん前向きになれるというのです。

ですので、もし「自分は人と比べると落ち込みやすいけど、前向きに色々頑張りたい」と思うなら、フロッグポンド効果を利用し、自分より下の人がいるグループに所属してみるのも手でしょう。その中ではできる方になるので、確実に自信が湧いてきます。

しかし、絶対に下の人がいる集団に所属しないとダメ!というわけでは決してありません。こういう考え方もあります。

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