子供にこそ読んでほしい。偉人たちのダメダメ逸話が満載の『失敗図鑑』

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図鑑といえば「調べ物に使うもの」と考えてしまいがちですが、時代の変化とともに直実に進化を遂げているようです。今回の無料メルマガ『親も子供も一緒に伸びていく』では著者の高久手はるかさんが、子供たちに「考える力」をつける図鑑と、「読めば勇気が湧いてくる」を謳い20万部を突破した、偉人たちの失敗談を集めた一冊を紹介。親子で本に向かうという楽しい時間は、お互いにとっていい思い出にもなりそうですね。

今や図鑑は見るだけじゃない

新型コロナで生活や仕事、子供たちの学校生活が大きく変わって1年。この新型コロナを克服しても、それまでとは違うようになるだろうなと私が思っているのは、これまで以上に「考える力」が重要になるということです。

単純に機械的にこなせる作業は、どんどん機械化されたり、接客業も通販に慣れた消費者が増えれば減らざるを得ないし。これからは考えて、生み出す力がモノを言うようになる気がします。新しい大学入学共通テストでも、より思考力を求めるようになってきていますしね。

そこで、今日は「図鑑」をお勧めしたいと思います。

「図鑑」って、調べ物したり、絵や写真を楽しく見るものじゃないの?私もそう思っていたんですが、今や考えるための図鑑があるんですよ!それが、『子ども教養図鑑 世の中のしくみ キミはどっちを選ぶ? 大人でも答えられない社会の難問に向き合おう』小学校社会科授業づくり研究会(著)です。

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例えば、「正義の味方はだれだ?検察官、弁護士、裁判官のうち、正義の味方はだれでしょう?」とか、「保険には入ったほうがいい?」や「ごみを出さない暮らしはできる?」のように、大人だって「???」になりますよね。2020年に実施された新学習指導要領では、「社会にみられる課題を把握し、選択・判断する学習」が加わっています。今後は中学~大学入試まで考える力がより重要視されるでしょう。

次にもう一冊お勧めしたい図鑑が『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』大野正人(著)です。

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二宮尊徳や孔子、ライト兄弟、ピカソ等のすっごい人達のダメだった話が集められています。大人だけではなくて、子どもにも読んで欲しい!ということで、漢字にはよみがなつきという親切なところも私的にはポイント高い1冊です。上手くいかないことがあったら、読みたくなるんです。ちょっと元気になれます。

今日ご紹介した図鑑を親子で読んで、楽しく考えてみてくださいね。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 高久手はるか 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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