大事な奥様の誕生日、家族でレストランに出かけることになりました。前菜から始まり、メイン、デザートなど、家族で過ごす楽しいひと時を彩ります。配膳するタイミングも絶妙。雰囲気を壊さないようにタイミングを見計らってお出しします。
こうしたことが、料理、サービスそのもの、このレストランの価値が伝わっていることになります。
つまり、製品やサービスを知り、一歩深く理解するということは、レストランでコース料理を出すように、顧客のシーンに適したものを適したタイミングで提供し、はじめて価値が伝わるものである、ということを知ることなのです。
こういうときにこそ使ってもらいたい。こうこうこうだから、この商品なのです。こうこうこうだから、このサービスなのです。こうこうこうだから、このような構成、ラインナップなのです。この「こうこうこうだから」をいくつも見つけ、答えを用意する、これが真の製品、サービス価値を理解することなのです。
そして、その理解したことを情報化し伝えていく、これがマーケティング活動なのです。
■今日のまとめ
「製品やサービスの価値をもう深掘りし理解する」
- 自社、自店の商品やサービスのラインナップを列挙する
- 列挙したものに「なぜそれらが必要だと思うか?」「なぜパッケージはそうなのか?」「なぜロゴはこうなのか?」など「なぜ?」をいくつも考え、その答えをそれぞれまとめてみる
- そのことを社内で共有する
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