イヤイヤが激しい子は“説得”しなくていい。育児のプロが断言する根拠とは

 

そこで今回のスイミングの件での回答ですが、とても簡単で「そう。嫌なのね」だけでいいんです。理由を聞く必要もないし、説得する必要もない。親は「そんな時もある」で良いのです。行きたくないのなら泣き叫んでも良い。

でも「わかった」なんて言わないでくださいね。「行く、行かない」の結論を出さず「どうぞ嫌なら嫌で結構です」という態度でいればいいのです。子供がどんなに嫌がってもダダをこねても、時間が来たら連れて行く。まずそれをしてみるのですね。

きっとkyyaさんとしては「どう説明したら行くようになってくれるんだろう?」とお考えだと思います。そして子供が機嫌よく行ってくれるにはどうしたらいいか?を知りたかったのだろうと思います。

ですが、親がおろおろしないで「スイミングは続けるんだ」という毅然とした考えがあれば、それでいいんです。無言で着替えさせて、泣こうと喚こうと、先生にお願いすれば子供は「しょうがないやるか…」となりますし、先生も嫌がる子に対しては何とか頑張って楽しませようとしてくれたりします。そして続けてみて「いやだったけどできた」とか「上手にできた」という経験をしてみると「もしかして面白いかも?」と感じる事もあるのですね。

もちろんそうやって毅然とした態度をとっても「やっぱり嫌だ、やめたい」と言う事もあるでしょう。そうなったら「先生に自分の気持ちを言える?自分で言えるのなら辞めてもいいよ」と言ってみたらどうでしょう?

もしそれをきちんと言えるようなら(そこまで強い思いなら)辞めさせてあげたら良いと思いますが、ほとんどの子は、教えてくれる先生にきちんとは言えないでしょうし、又、 先生も「もうちょっと頑張ってみよう」のように諭してもくれると思います。

ですが、まずは親の態度を明確にして、聞き分けのよい親にならない事です。親が毅然とした態度を取れるようになれば、秩序はきちんと正されると思いますよ。

そうお返事をして、kyyaさんも試してくださいました。

print
いま読まれてます

  • イヤイヤが激しい子は“説得”しなくていい。育児のプロが断言する根拠とは
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け