人口を減らし、資源を尽かせることなく強制労働をさせることで世界を維持させようとする世界の影の支配者がいる─。こう言うと漫画のような陰謀論ですが、実は日本ではこのような体制ができあがりつつあるようです。今回のメルマガ『j-fashion journal』では、著者でファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんが、日本の若者たちに働き方、考えについて警鐘を鳴らしています。
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若者を働き蜂にする方法
1.人口減少戦略は陰謀論か
世の中には陰謀論といわれる話があります。例えば、世界の影の支配者は、世界の人口を減らしたいと思っているとか。人口が多過ぎると、世界の資源は尽きてしまう。人口を減らせば、世界は維持できます。
人口は減らしたいけど、労働力は必要。個人の幸せを追求するのではなく、国や組織に忠誠を誓い、一生懸命に働いてくれる労働者です。
以上を強制的に行うのは大変なことです。戦争を起こしたり、生物兵器等を使って人口を減少させる。また、独裁による全体主義国家を建設し、人々に強制労働をさせる。
しかし、現実をみると、日本ではこうした体制が出来上がっています。戦争も独裁政治も必要ありません。
少子化で人口は減っているし、若者は安い給料で一生懸命働いています。彼ら、彼女たちの生きる目的とは何でしょうか。あるいは、人生の喜びとは何でしょう。恋愛も、結婚も必要とせず、推しのアイドルや二次元の異性で満足しているのです。
日本の若者は、働き蜂のようです。大きな組織の中で与えられた役割を黙々とこなして、死んでいく。これは自然にそうなったのか。それとも、誰かの意図によってそうさせられているのでしょうか。
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