カスハラ対策ポスターへの“理不尽な言いがかり”にウンザリ?「またツイフェミか」「毅然と無視を」モンスターフェミクレーマーへの正しい対処法広まる

2022.11.15
by たいらひとし
 

カスハラに負けてたまるか。任天堂の事例とは?

厚生省が発行するカスハラに関するリーフレットによると、労働者が過去3年間で受けたハラスメントのうち、カスハラがセクハラをしのいで、パワハラに継いで2位だったという。しかも、「ただの苦情」なのか「カスハラ」なのかという境界線が曖昧で、パワハラ、セクハラのように明確な基準がないのが現状。判断基準は各企業に任されている。

あの任天堂が10月に「カスハラがあった場合は修理サービスを行わない」と、修理サービスに関する規定を明記したように、毅然とした態度でカスハラ対策する企業もあれば、あくまでも「顧客第一主義」を掲げる企業もある。

従業員の本当の願いは、カスハラがなくなることよりも、カスハラに対して会社が従業員を守ってくれることなのだ。カスハラ問題は、社内の少数の人間に押しつけられている場合が多い。カスハラを受けた従業員はパフォーマンスが低下し、頭痛、睡眠不良、精神疾患、耳鳴りなどの症状に苦しみ、やがて休職、退職へと繋がることが多い。

企業にとっても大きな損失になるが、カスハラ対策は企業側が自主的におこなったものではなく、厚生省からの要請で行われている。これからカスハラ対策が進むかどうかは、企業が本気で取り組む姿勢があるかどうかにかかっている。

そのためにも、「カスハラ対策ポスター」は重要な役割を持っている。店舗に貼られたポスターのイラストに対して、客から文句を言われるのも、また従業員である。今後、モンスターフェミクレーマーたちが理不尽なクレームを入れないことを願うばかりだ。

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image by: 厚生労働省ホームページ

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