小泉進次郎が国民に迫るセクシー昆虫食!?「コオロギ給食」炎上で不安の声、「日本の食文化が破壊される」「子供が可哀想」食育上の疑問も

2022.11.30
by たいらひとし
 

本当に昆虫食は普及するのか?

今回の「コオロギ給食」は、高校での試験的導入だったが、今後、小中学生の給食に昆虫食が本格導入された場合、日本の食文化が「破壊」される恐れがある。

戦後、小麦粉を売りたい米国からの強制による学校給食への「パン導入」によって、日本でパン食が一般化したのは周知のとおりだ。また、それに対するカウンターとして、米飯給食を推進する運動があったことを覚えている人も多いだろう。給食はその国の食文化を左右し、だからこそ多分に「政治的な要素」を含むものだ。

食育基本法制定後の2008年に改正された「学校給食法」は、給食の目的として「我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること」を謳っている。日本でも蜂の子やイナゴの佃煮など一部地域を中心に昆虫食文化は存在するが、決して一般的とは言えない。

コオロギなどの昆虫食は、はたして学校給食として本当に相応しいのか、冷静に考えなければならない。子供の頃に培われた味覚は生涯続くのである。

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