なぜ岸田首相は投資家をいじめるのか？「票にならない」声は聞かない“新しい資本主義”＝栗原将

株価が上がれば、国民は恩恵を受けられる

実際には、例えばタクシー運転手であれば、株価が上がれば気持ちに余裕ができた人が街に繰り出し、電車ではなくタクシーを使う…という感じで、世の中にお金がまわっていくものです。

しかし最近の風潮としては、「投資＝金持ちのゲーム」みたいな捉えられ方で、ネガティブな印象だったり、妬みみたいになっているのは残念なことです。

年金基金の運用は株式がメインとなっているのですから、自分では株式投資していなかろうが、株価が上がれば恩恵を受けるのに、暴落して喜ぶみたいなのは実に残念ですね。

一方で、投資家で特に日本人でもなく、日本にしがらみがない場合には、日本から資金を引き上げるどころか、逆に、空売り戦略で日本を売り浴びせるみたいな行動も予想できます。

ということで、私は岸田総理の姿勢には大きな疑問を持っています。

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