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2016年はどんな年に?「干支と相場」丙申のアノマリー=櫻井英明

兜町カタリスト』櫻井英明さんのアノマリーシリーズ。今回は、2016年の干支「丙申(ひのえさる)」を中心に、市場において明確な根拠はないものの良く当たるとされる経験則の数々をご紹介します。

丙申の相場はどうなる?過去データが示す興味深い傾向

申年は国際政治の転換点になりやすい

志の輔落語の面白さの1つはストーリーの反復のような気がする。

最初のシーンでのストーリーの立場が逆転する「みどりの窓口」。
最初のシーンでのストーリーが通用しない「質屋暦」。
最初のシーンで話の進行がわかるのだが、その逆転の面白さ。
これは株式市場にも通用しよう。

一度見た光景が次も一緒になる訳はなく、想像以上の展開になることは多い。あるいは、次の展開では逆になるオチがある場合もある。同じストーリーを二度話して通用するほど株の世界もやさしくはない。だから同じ進行の立場を変えたり、行方が変わったりする。その意味ではストーリーのリフレインやリピート、転換の行方を日々模索することが必要になる。

大和のレポートは「干支と相場」。

申(さる)年の株価はかつて右肩上がり。近年は年央にトレンドが転換するケースが多い。歴史的には、満州国建国、ブレトンウッズ会議、日本の国連加盟、NAFTA・EUの発足と、国際政治の転換点が多い。

2004年(平成16年)

<内閣>
首相:小泉純一郎
<市場>
外国人買い、出来高共に過去最高(当時)/米中金融引き締めと景気不透明感で保合い
<記事>
カネボウ、ダイエー産業再生機構活用/ダイムラークライスラー、三菱自支援停止/UFJ銀、三菱東京FGと統合へ/西武鉄道株、上場廃止/プロ野球新球団は楽天に決定/自衛隊が多国籍軍参加、イラク派遣

1992年(平成4年)

<内閣>
首相:宮澤喜一
<市場>
株式市場に公的資金本格出動
<記事>
米・カナダ・メキシコが北米自由貿易/協定(NAFTA)合意/マーストリヒト条約調印、EU発足へ/ASEAN自由貿易地域(AFTA)締結マーストリヒト条約調印/金融規制バーゼル1導入/クリントン氏、米大統領に当選

1980年(昭和55年)

<内閣>
首相:大平正芳、鈴木善幸
<市場>
オイルマネーなど外国人主導で堅調
<記事>
物価沈静化、金融緩和へ/初の衆参同日選挙、自民党圧勝/モスクワオリンピック開催/イラン・イラク戦争/米大統領選、レーガン氏が圧勝

1968年(昭和43年)

<内閣>
首相:佐藤栄作
<市場>
いざなぎ景気で活況
<記事>
3億円事件/十勝沖地震/キング牧師暗殺/ニクソン氏、米大統領に当選

1956年(昭和31年)

<市場>
マネービル、技術革新で神武景気到来
<記事>
フルシチョフがスターリン批判/日ソ国交回復、共同宣言及び議定書調印/「もはや戦後ではない」/日本が国連に加盟

1944年(昭和19年)

<内閣>
首相:東條英機、小磯國昭
<市場>
空襲による立会い休止頻発
<記事>
連合軍、ノルマンディー上陸/ブレトンウッズ会議

1932年(昭和7年)

<内閣>
首相:犬養毅、高橋是清、斎藤実
<市場>
戦時工業株人気
<記事>
上海事変、満州国建国、5・15事件/F.ルーズベルト氏、米大統領に当選

1920年(大正9年)

米、禁酒法施行/国際連盟発足/株式、米、綿糸、生糸各市場、未曾有の大暴落

1908年(明治41年)

米国恐慌の余波で東京株式市場が大暴落/日本で初の経済恐慌

Next: 丙(ひのえ、西暦末尾が6の年)は景気良し。では株価は?

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