貧困や経済的な努力にどこまで耐えられる?
さて、並行的に大切なことなのですが、「貧困や経済的努力にどこまで耐えられるか?」。冷静に自己分析してみましょう。
60歳までの約20年で4,000万円を貯めるには年200万円、月17万円ほど貯金が必要です。どの程度の年収アップが要りそうですか?その年収アップは達成できそうですか?
残念ながら、できない人がほとんどです。
十分な貯金ができなければ、老後は月14万円程の年金で生活することになります。これに貯金できた分だけ上乗せできますが、いつまで貯金は持つでしょうか?
今は人生100年時代、老後は40年続きます。働くにしてもせいぜい70歳まで、あと30年です。年金は下がる可能性も高く、最後は介護も必要。
貯金が尽きたら、年金だけで生活できますか?少なくとも、一般的に普通には暮らせません。
ひとりでも十分な経済的努力ができる、または貧困生活に耐えられる自信があるなら、ムリに結婚する必要はないといえます。
でも、そうでないなら、結婚は必要です。
月1万円でも豊かにしてくれるなら結婚すべき
極論、たとえ月1万円でも2万円でも自分を豊かにしてくれる方なら結婚すべき。
実際、追い詰められれば人間は、その金額のためにやりたくないことでも進んでやるようになります。まして、相手は普通に稼げている男性です。
どっちがいいか…というより、どっちがマシか。
先々を冷静にじっくり考えて判断しましょう。