■NY株式:米国株式市場は続伸、関税戦争懸念が後退
米国株式市場は続伸。ダウ平均は306.78ドル高の49384.01ドル、ナスダックは211.20ポイント高の23436.02で取引を終了した。
トランプ大統領が対欧州追加関税計画を見送ったことを好感した買いが続き、寄り付き後、上昇。7-9月期の国内総生産(GDP)が2年ぶり最大の成長となるなど、景気見通し改善も支援し、終日堅調に推移し、終了。セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方、食・生活必需品小売が下落した。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はマスク最高経営責任者(CEO)がテキサス州、オースチンでセーフティーモニターなしの完全自動運転タクシーのサービス開始を発表し、上昇。ソーシャルメディア、フェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)はアナリストが投資判断を引き上げ上昇。ソフトウエアメーカーのオートデスク(ADSK)は全従業員の7%削減を含む事業再編計画が好感され、上昇した。
航空機エンジンメーカーのゼネラル・エレクトリック(GE)は第4四半期決算で、受注が増加し調整後の1株当たり利益が予想を上回ったが、通期の見通しが想定通りにとどまり、投資家の期待に満たず売られた。ヘルスケア製品メーカーのアボットラボラトリーズ(ABT)は第4四半期決算で値上げが響き売上高が減少、見通しも予想を下回り、下落した。
半導体のインテル(INTC)は取引終了後に第4四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を上回ったが、第1四半期の売上高見通しが予想に満たず、時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米国による対欧州追加関税リスク後退、ユーロ強含み
22日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円86銭から158円23銭まで下落し、158円39銭で引けた。米・7-9月期国内総生産(GDP)改定値は予想外に上方修正され2年ぶり最大の伸びを記録したものの、グリーンランドを巡り、米国離れの思惑がドル売りにつながった可能性や他通貨買いがドルを押し下げたと見られる。
ユーロ・ドルは1.1700ドルから1.1755ドルまで上昇し、1.1750ドルで引けた。米国による対欧州追加関税脅威の後退で、ユーロの買戻しが優勢となった。ユーロ・円は185円70銭から186円21銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3407ドルから、1.3507ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.7932フランから0.7891フランまで下落した。
■NY原油:反落、一時59ドルを下回る
22日のNY原油先物3月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比-1.26ドル(-2.08%)の59.36ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは58.96-60.82ドル。供給超過の懸念は高まっていないが、地政学的リスクの高まりを警戒した買いは縮小し、米国市場の後半にかけて58.96ドルまで値下がり。通常取引終了後の時間外取引では主に59ドル台前半で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 52.45ドル +0.38ドル(+0.72%)
モルガン・スタンレー(MS) 183.05ドル -0.27ドル(-0.14%)
ゴールドマン・サックス(GS)954.65ドル +1.64ドル(+0.17%)
インテル(INTC) 54.32ドル +0.07ドル(+0.12%)
アップル(AAPL) 248.35ドル +0.70ドル(+0.28%)
アルファベット(GOOG) 330.84ドル +2.46ドル(+0.74%)
メタ(META) 647.63ドル +34.67ドル(+5.65%)
キャタピラー(CAT) 648.41ドル +3.03ドル(+0.46%)
アルコア(AA) 63.14ドル -0.73ドル(-1.14%)
ウォルマート(WMT) 117.83ドル -1.53ドル(-1.28%)
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