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短期的な値幅取り狙いの売買が中心

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 3日の日本株市場は買い先行で始まり、その後は下値の堅さを見極めながらの相場展開になりそうだ。2日の米国市場はNYダウが61ドル安、ナスダックは38ポイント高だった。トランプ米大統領が国民に向けたテレビ演説でイラン戦争終了に向け今後数週間攻撃を強化する計画を警告したことで売りが先行した。その後はイランがオマーンとホルムズ海峡の航行を巡る協定案を策定中との報道を受けて持ち直した。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比980円高の53400円。円相場は1ドル=159円50銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行から始まることになりそうだ。日経225先物(6月限)はナイトセッションで52220円まで売られる場面もみられたが、米国市場の取引開始後に買い戻されており、一時53660円まで上昇した。終盤にかけて上げ幅を縮めたものの53250円で終えている。トランプ大統領の演説を受けた波乱展開を織り込んでいたこともあり、比較的落ち着いた動きをみせていた米国市場の流れを受け、前日の大幅な下げに対する買い戻しを誘うことになりそうだ。

 ただし、中東情勢を巡り、イランはバーレーンにあるアマゾン・ドット・コム、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにあるオラクルのデータセンターを攻撃したと発表。イランは中東に展開する米企業なども標的にすると警告するなかで指数インパクトの大きい値がさハイテク株などには資金が向かいにくくさせよう。また、米国は3日がグッドフライデー(聖金曜日)の祝日で休場となるほか、3月の米雇用統計の発表を控えていることもあって、様子見ムードを強めそうである。

 そのため、朝方に買いが先行した後は膠着感が強まりそうであり、短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりそうである。物色は個別に材料の出ている銘柄のほか、ややリスク回避から内需系にシフトすることになろう。そのほか、昨夕決算を発表したカンセキ<9903>、西松屋チェ<7545>や、証券会社による強気格付けが観測されているベイカレント<6532>、NSグループ<471A>、エクシオG<1951>、コムシスHD<1721>、ミライト・ワン<1417>などが注目されそうだ。

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