18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■キオクシアの決算反応に関心が集まる
■テルモ、26/3営業利益 11.8%増 1763億円、27/3予想 27.3%増 2245億円
■ファナック<6954>エヌビディアと連携、仮想工場で産ロボ検証、模倣学習を高度化
■キオクシアの決算反応に関心が集まる
18日の日本株市場は、売り先行で始まることになろうが、売り一巡後は半導体やAI関連株にらみの展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが537ドル安、ナスダックは410ポイント安だった。米国とイランによる戦闘終結に向けた協議が進まず、WTI原油先物が1バレル=105ドル台に上昇したことが重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比215円安の61825円。円相場は1ドル=158円80銭台で推移。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで下落して始まり、売り一巡後に62190円まで買われる場面もみられた。ただ、積極的な買いの動きは限られており、61800円で終えている。米国ではエヌビディアなど半導体株の弱さが目立っており、東京市場においてもアドバンテス<6857>や東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目されることになろう。
先週の後半にかけて急落したフジクラ<5803>やキオクシアHD<285A>などの動向が注目されるが、キオクシアHDについては15日の取引終了後に発表した決算は予想を上回る内容だった。ADR(米国預託証券)で20%近く上昇していることもあり、前週の下落部分を一気に埋めてくるようだと、他の半導体やAI関連株を見直す動きが意識されてくる可能性はありそうだ。また、AI関連株への利食いが目立つなかで、ファナック<6954>や安川電機<6506>などフィジカルAI関連株への物色が活発だった。物色に広がりがみられており、地合いは悪くない。
決算が一巡した。15日の取引終了後に発表したところでは、テルモ<4543>、電通グループ<4324>、クレセゾン<8253>、日産化<4021>、日ペHD<4612>、長谷工<1808>、artience<4634>、ダスキン<4665>、ホシザキ<6465>、レオパレス21<8848>、リゾートトラ<4681>、井関農<6310>、日本精機<7287>、フォスター電<6794>、旭ダイヤ<6140>、CKD<6407>などが注目される。そのほか、原油先物相場の大幅な上昇を受けてINPEX<1605>などエネルギー株のほか、防衛関連株への資金流入も意識されそうだ。
■テルモ、26/3営業利益 11.8%増 1763億円、27/3予想 27.3%増 2245億円
テルモ<4543>が発表した2026年3月期の連結業績は、売上収益が前期比9.2%増の1兆1318億7700万円、営業利益は同11.8%増の1763億2000万円だった。心臓血管カンパニーにおいて、海外は、インターベンショナルシステムズ事業を中心に全事業で伸長したほか、血液・細胞テクノロジーカンパニーにおいて、海外は、北米における血漿イノベーションビジネスの展開加速に伴いグローバルブラッドソリューションが好調。メディカルケアソリューションズカンパニーにおいて、日本は、ホスピタルケアソリューション事業において、一部事業の終了等の影響を受けたものの、ファーマシューティカルソリューション事業が伸長した。2027年3月期の連結業績は、売上収益が前期比9.5%増の1兆2390億円、営業利益は同27.3%増の2245億円を計画。
■前場の注目材料
・高市内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ファナック<6954>食品向けパラレルリンクロボ新機種
・ARCHION<543A>トラック車台85%超統合、32年度めど
・ファナック<6954>エヌビディアと連携、仮想工場で産ロボ検証、模倣学習を高度化
・芝浦機械<6104>工作機械4社、4月受注38%増、米中輸出好調続く
・アイダ<6118>30年度売上高900億円、M&Aなど290億円投資
・ダイジェット工業<6138>冨士ダイスと、コバルト削減合金拡販
・川崎重工<7012>カナダで水素供給網、現地経済団体と覚書
・SUBARU<7270>自社EV延期、普及見極め、開発継続
・SUBARU<7270>リチウム電池工場新設不透明、車載向け
・富士通<6702>日本IBMと、医療データ連携を加速、主権基盤構築・AI活用
・楽天G<4755>楽天モバイル、KDDIとDC・携帯網省エネ化、30年度めど電力40%減
・大日本印刷<7912>情報安全関連で海外深耕、来月から豪社TOB
・NEC<6701>米社買収を完了、決算ソフトなど拡充
・トヨタ自<7203>中国で新エネ車開拓、車両・自動運転の開発現地化
・小松マテーレ<3580>本社工場刷新で総工費300億円超
・NANKAI<9044>南海電鉄、今年度に設備投資340億円、安全な輸送強化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・11:00 中国・4月小売売上高(予想:前年比+2.0%、3月:+1.7%)
・11:00 中国・4月鉱工業生産(予想:前月比+6.0%、3月:+5.7%)
・11:00 中国・4月調査失業率(予想:5.3%、3月:5.4%)
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