[本日の想定レンジ]
18日のNYダウは159.95ドル高の49686.12ドル、ナスダック総合指数は134.41pt安の26090.73pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比885円高の61545円だった。本日は、連日の下落に対する警戒感から自律反発を意識した買いが先行して始まりそうだ。前日は、米国株の下落や長期金利の上昇を嫌気して、値がさハイテク株中心に利益確定売りが先行し、日経平均は1日以来となる心理的な節目の61000円台を割り込んだ。ローソク足は3営業日連続して陰線で終了し、日中の高値と安値も連日切り下がり、黒三兵を形成した。下げに転じている5日移動平均線(62178円)を大きく下回り、短期的な売り圧力の強さを窺わせた。前日の米国市場は中東情勢の先行きを巡る情報が錯綜するなか、売り買いが交錯し、主要株価指数は高安まちまちだった。イランが仲介国のパキスタンを通じて米国に示した新たな提案について、「米政府高官が提案には改善がみられず合意には不十分な内容だ」との認識を示したと伝わった。これを受け、中東紛争長期化リスクから米原油先物相場が上昇したほか、インフレ懸念から長期金利も上昇し、テック株中心に売られた。一方、トランプ米大統領は18日、19日に予定していたイランへの攻撃を中止したことを明らかにし、和平協議への期待から原油高が一服し、株式相場の支えにつながったようだ。本日は直近の下落の反動からひとまず買い戻しの動きが先行して始まることが想定される。ナイトセッションの日経225先物も反発していることも安心感につながるだろう。ただ、日米の長期金利上昇に対する懸念が強まっているなかで、日経平均の下落が続いただけに、引き続き金利動向には敏感になるだろう。というのも、金利の高止まりが半導体・人工知能(AI)関連企業の設備投資に与える影響が危惧されるからだ。また、日本時間の21日早朝に予定される米エヌビディアの決算内容を見極めたいとの見方もあり、買い一巡後は様子見ムードが強まることも予想される。上値メドは、5日移動平均線(62178円)や心理的節目の63000円、64000円、下値メドは、心理的な節目の60000円や25日移動平均線(59774円)、心理的な節目の59500円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限62000円-下限61000円
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