連邦準備制度理事会(FRB)は6月16日、17日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表した。ウォ―シュ新議長下での初会合で、市場の予想通り政策金利据え置きを決定。
議事要旨では、全参加者が据え置きを支持したことや、大半が声明の中で、利下げバイアスの削除や縮小で合意したことが明かになった。
同時に、6月会合で数人が利上げの論拠を主張したが最終的には据え置きを支持したこと、多くの参加者が年末までに政策金利の上昇を予想していることも明らかになった。FRBの2つの責務のうち、「物価安定」では「上方リスクは高まった」との判断。一方、「労働市場の下方リスクは緩和」との判断が明かになり、物価に重きを置いていく可能性も示唆された。
現在の政策を巡り、「数人は現在の政策がもはや引き締めではないと判断した」、一方、「少数は政策が若干、引き締まっていると判断」するなど、見解が大きく分かれたものの、議事録では広範に参加者のタカ派な見解が優勢であったことが明らかになった。年内の利上げの可能性を示唆する内容となり、ドルも当面、底堅い展開が想定される。
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