8日のニューヨーク外為市場でドル・円は162円71銭まで上昇後、162円42銭まで反落し、162円54銭引けた。トランプ米大統領が停戦終了の可能性を警告したため戦争再開による原油価格の上昇、年内の利上げ観測を受けた長期金利の上昇に伴うドル買いが強まった。その後、トランプ大統領が戦争長期化を否定したため、原油価格が伸び悩みドル買いも後退した。
本日7月9日の米ドル・円は伸び悩みか。トランプ米大統領のイラン停戦終了警告を受けた原油価格・米長期金利の上昇でドル買いが入りやすい地合いは残るものの、その後同大統領が戦争長期化を否定したこともあり、上値追いには慎重姿勢もみられる。1ドル=160円台後半から163円に接近するほど為替介入への警戒感が強まりやすく、ドルの上値は重くなりそうだ。日本の財政悪化懸念による円売りも観測され、米ドル安・円高に振れる展開は想定しにくいが、日本の防衛ラインとみられる160円が意識される場面では介入警戒が高まり、引き続きドルに対する下押し圧力がかかりやすい。米FOMC議事要旨など米金融政策を巡る材料にも注目が集まる。
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