■株主還元策
ラサ商事<3023>は株主還元策として配当を実施している。中期経営計画の財務方針に従い、株主への利益還元を重要な経営課題の1つと考え、配当性向で40%前後の水準を維持するとともに、機動的な自己株式取得も行うことにより、総還元性向を50%以上とすることを基本方針としている。この方針に基づき、連結業績の好調な推移も踏まえて、2026年3月期の1株当たり配当金は8.0円増配の80.0円を実施した。2027年3月期は減益予想ながら、前期に増配した1株当たり配当金80.0円を維持する予定であり、株主重視の姿勢を示している。
また、同社は前期に続き2026年3月期にも自己株式の取得を実施した。具体的には、2025年9月16日開催の取締役会決議に基づく自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得(100,000株、取得価額173,500,000円)を終え、さらに2025年11月26日開催の取締役会決議に基づく自己株式の取得(100,000株、取得価額189,979,600円)を2026年3月11日に終えるなど、機動的な自己株式の取得による株主還元にも積極的に取り組んでいる。このほか、2025年8月26日には、自己株式処分の方式により業績連動型株式報酬制度における株式取得(105,900株、169,863,600円)も実施した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 古川 聖治)
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