■NY株式:米国株式市場は下落、追加利上げを警戒
米国株式市場は下落。ダウ平均は352.10ドル安の51511.59ドル、ナスダックは308.24ポイント安の26936.04で取引を終了した。
対イラン対立継続で、原油価格の高止まり懸念に、寄り付き後、下落。国内PMI速報値が想定外に強く2021年来の高水準に達し、連邦公開市場委員会(FOMC)の追加利上げを警戒し、相場は続落した。連邦準備制度理事会(FRB)のバー理事も利上げの必要性に言及し、長期金利の上昇に連れ、一段安となり終了。セクター別では、ソフトウェア・サービス、エネルギーが上昇した一方、小売、消費者サービスが下落した。
テクノロジー会社のマイクロソフト(MSFT)はアナリストが投資判断、目標株価を引き上げ、上昇した。エネルギー会社のデボン・エナジー(DVN)は物言う株主のトムズ・キャピタル・マネジメントが同社に対し、身売りを含め戦略的代替案を検討するよう促す書簡を送付した事が明らかになり、買われた。液化天然ガス生産するエクソンモービル(XOM)も上昇。ソーシャルテクノロジー会社、メタ・プラットフォームズは、新人工知能(AI)エージェント「ミューズ」が好発進、製品イベント「メタ・コネクト」を期待した買いに続伸。
建設会社のKBホームズ(KBH)は住宅市場の環境が一段と悪化するとの悲観的見解にもとづき通期の売上総利益率を引下げ、下落。ファストフードチェーンのマクドナルド(MCD)はコスト高、低調な客足が続くとの悲観的見解を示し続落。日刊新聞、ウェブサイト運営のニューヨーク・タイムズ(NYT)はメタ・プラットフォームズのAIエージェント「ミューズ」により契約者数が減少するとの懸念に売られた。
FRBのバー理事はシカゴでの講演で、インフレ率を目標2%に回復させるには追加利上げが必要になる可能性が高いとの考えを示した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米9月PMIが予想外に上昇し5年ぶり最高
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円76銭から158円40銭まで上昇し、158円37銭で引けた。
原油価格の反発に加え、米9月PMIが予想外に上昇し5年ぶり最高に達したほか、連邦準備制度理事会(FRB)のバー理事が追加利上げの必要性を指摘、さらに5年債入札が冴えず米長期債利回りが急伸し、ドル買いが加速した。その後、当局による円安是正介入警戒感を受け円は下げ止まった。
ユーロ・ドルは1.1416ドルから1.1370ドルまで下落、1.1383ドルで引けた。
ユーロ・円は180円42銭まで上昇後、180円02銭まで反落。
戻り高値からは当局の円安是正介入警戒感に円が買い戻された。
ポンド・ドルは1.3240ドルから1.3224ドルまで下落した。
英9月PMIの失速でポンド売りが優勢となった。
ドル・スイスは0.8224フランへ下落後、0.8260フランまで上昇。
■NY原油:反発、供給逼迫を巡る強気見通しが浮上し買い戻し優勢
9月23日のNY原油先物11月限は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比+2.05ドル(+2.26%)の92.57ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは88.72-92.88ドル。時間外では米イランの外交進展観測から88.72ドルまで下落する場面があったものの、大手金融機関が供給がさらに逼迫すれば原油価格が150ドルを突破する可能性もあるとして目標価格を大幅に引き上げたと伝わり、買い戻しが優勢に転じた。92.88ドルまで上昇して取引を終えた。通常取引終了後の時間外取引では主に92ドル台半ばを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 56.00ドル -0.20ドル(-0.35%)
モルガン・スタンレー(MS) 198.39ドル -1.79ドル(-0.89%)
ゴールドマン・サックス(GS)936.36ドル -13.13ドル(-1.38%)
インテル(INTC) 122.60ドル -1.26ドル(-1.01%)
アップル(AAPL) 337.02ドル -2.73ドル(-0.80%)
アルファベット(GOOG) 334.98ドル -12.43ドル(-3.57%)
メタ(META) 744.10ドル +7.51ドル(+1.01%)
キャタピラー(CAT) 812.02ドル +4.01ドル(+0.49%)
アルコア(AA) 44.02ドル -0.69ドル(-1.54%)
ウォルマート(WMT) 110.53ドル +0.41ドル(+0.37%)
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