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NYの視点:米8月JOLT求人件数は労働市場の弱さ示唆、9月雇用統計次第で10月据え置きの可能性も

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米労働統計局が発表した8月JOLT求人件数は707.9万件となった。7月733.5万件から減少し、予想も下回った。3月来で最低となった。7月分は733.5万件と、727.1万件から上方修正された。1失業者に対する求人件数は1.01件と、7月1.06件から悪化し、労働市場の弱さが示された。ピークとなった2022年には1失業者に対し、求人件数は2件だった。

自主的退職者数は8月から2.3万人減少し306.6万人と4月以来の低水準となり、労働者の市場への自信が弱まった証拠となった。自主的退職率は1.9%と8月から変わらず。採用者数は519.2万人と、8月514.6万人から4.6万人増加。採用率は3.3%と、3.2%から上昇した。

解雇は6.1万人減の164万人。雇用削減率は1.0%と、1.1%から低下した。採用は若干増加した一方、解雇が減少。企業は引き続き需要を巡る不透明感に新規雇用に消極的である証拠となった。

コンファレンスボードが発表した9月消費者信頼感指数で、エコノミストが雇用状況を判断するうえで注視している雇用「十分」23.6と「困難」21.9の差は1.7と5年半ぶりの低水準に落ち込んだことも労働市場の弱さを示唆した。

もし、9月雇用統計で失業率が上昇した場合、連邦公開市場委員会(FOMC)が10月会合で政策金利を据え置く可能性もあるとの指摘も見られる。

■8月労働市場ダッシュボード
求人件数率:4.3%(7月4.4%)
雇用削減率:1.0%(1.1%)
自主的退職率:1.9%(1.9%)
採用率:3.3%(3.2%)
失業率:4.1%(4.1%)
不完全雇用率(U6):7.7%(7.9%)
非農業部門雇用者数:+16.2万人(-2.3万人)
平均時給:前月比+0.3%、前年比+3.1%(+0.1%、+3.2%)

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