2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識される展開
■西松屋チェ、2Q営業利益 3.7%減 70.32億円
■三菱電機<6503>レアアースリサイクルの回収製品拡大
■押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識される展開
2日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極めての、押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識される展開になりそうだ。1日の米国市場はNYダウが20ドル高、ナスダックは10ポイント高だった。原油高や長期金利の上昇が嫌気されて売りが先行した。その後、米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長が、次の行動を決定するまで時間が必要となる可能性を指摘したことで早期の追加利上げ懸念が後退。長期金利が低下に転じたことが材料視された。シカゴ日経225先物は大阪比490円安の68520円。円相場は1ドル=158円00銭台で推移。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、売りが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで日中比560円安の68450円で始まり、一時67790円まで売られる場面もみられた。もっとも、直近2日間で3180円上昇しており、前日にはボリンジャーバンドの+3σ(69150円)を上抜ける動きをみせてきたことで、急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されやすいため、利食いが入りやすい水準である。
前日の日経平均株価は3%を超える上昇で+3σ(69060円)に迫ってきたことで、利食いは意識されやすいところである。ただ、8月14日につけた69608.24円が射程に入ってきたことで、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。+2σは67853円辺りに位置しており、同水準までの調整を意識しつつ、押し目を狙いたいところだろう。また、昨日はマイクロン・テクノロジーの決算を受けて、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株に資金が集中していた。
その影響から東証プライムの騰落銘柄数は値上がり、値下がりは拮抗していた。日経平均型優位の相場展開だったことで、日経平均株価の上昇ほど過熱感は警戒されにくい可能性はある。引き続き、アドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>、キオクシアHD<285A>などの動向をにらみつつ、利食いが入る局面ではTOPIX型へのリバランスの動きも意識しておきたい。米雇用統計の発表を控えていることで積極的な売買は手控えられそうだが、売りを仕掛ける動きは避けておきたい。
■西松屋チェ、2Q営業利益 3.7%減 70.32億円
西松屋チェ<7545>が発表した2027年2月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比5.8%増の1026億3600万円、営業利益は同3.7%減の70億3200万円だった。中間連結会計期間末の店舗数は1198店舗となった。インターネット販売においては、新規会員数が増加したことなどにより「西松屋公式オンラインストア」の売上は好調に推移した。2027年2月期の連結業績は、売上高が前期比6%増の2050億円、営業利益は同26.1%増の125億4000万円を計画。
■前場の注目材料
強気材料
・日経平均株価は上昇(68956.72、+2203.00)
・NYダウは上昇(50926.56、+20.51)
・ナスダック総合指数は上昇(26871.60、+10.53)
・SOX指数は上昇(12829.00、+200.38)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・三菱電機<6503>レアアースリサイクルの回収製品拡大
・アルバック<6728>希土類磁石向け真空炉、28年6月期の受注高300億円超
・ホンダ<7267>アステモを連結子会社化
・芝浦機械<6104>タイ現法を閉鎖、年度内めど、中国供給に転換
・北海道電力<9509>14日からネット銀行、会員ポイント連携
・和井田製作所<6158>ナノ台の高精度研磨、レーザー加工機
・日本トムソン<6480>直動案内機器・リニアテーブル最小化、同時発売
・JFE HD<5411>製鉄所跡地の開発進む、川崎市と、産業拠点構築
・沖縄電力<9511>実質再生エネ化、モノレール向け
・サカタインクス<4633>ネオジム磁石、NDFEBと共同研究契約
・ダイナミクマップ<336A>鹿島と、自動物流道にらみ実証、成田で複数搬送機器
・テルモ<4543>米医療機器買収、硬膜下血腫治療を拡充
・インフロニアHD<5076>建材を集中調達、子会社新設
・ロート製薬<4527>潰瘍治験製品を受託
・扶桑薬品工業<4538>低亜鉛血症剤を普及
・戸田建設<1860>印に来年駐在事務所
・住友林業<1911>短工期×資源循環、再利用可能な木造ユニット
・小野薬品<4528>てんかん剤国内承認
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 東京CPI(9月) 予想2.3% 前回1.9%
・08:30 失業率(8月) 予想2.4% 前回2.4%
・08:30 有効求人倍率(8月) 予想1.18倍 前回1.18倍
・08:50 マネタリーベース(9月) 前回-15.7%
<海外>
・特になし
いま読まれてます
記事提供: 
元記事を読む