■NY株式:米国株式市場は下落、原油高でインフレ懸念再燃
米国株式市場は下落。ダウ平均は652.82ドル安の52215.16ドル、ナスダックは53.52ポイント安の25955.34で取引を終了した。
中東緊張が続き供給不足が懸念され原油価格が上昇、インフレ高止まり懸念に、寄り付き後、下落。長期金利上昇もさらなる売り圧力となり、ダウは大幅続落した。ナスダックは押し目買いやサイバーセキュリティ関連株が下値を支えたがプラス圏を回復できず、終了。セクター別ではエネルギーやソフトウエア・サービスが上昇した一方、電気通信サービスが下落した。
サイバーセキュリティ製品・サービス会社のクラウドストライク・ホールディングス(CRWD)、パロアルト・ネットワークス(PANW)はインターネット上世界で広く使用されているオープンソースプログラミング言語「PHP」における重大な脆弱性が見つかったことを受け、人工知能(AI)開発スタートアップ、アンソロピック幹部が大規模サイバー攻撃の可能性を警告したため、企業が防衛策を強めるとの思惑に、それぞれ上昇。
航空宇宙・宇宙技術会社のスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(SPCX)は携帯電話事業参入のため国内で最低8万携帯基地局確保に向けて通信インフラ会社と交渉していると報じられ、上昇。ワイヤレス通信、放送用タワー保有するアメリカン・タワー(AMT)や同業クラウン・キャッスル(CCI)はそれぞれ買われた。通信のATT(T)やTモバイル(TMUS)は競争激化を警戒し、それぞれ下落。携帯端末のアップル(AAPL)は23日から店頭販売を開始した折り畳み式アイフォーン「DUO」を巡る評価が分かれ、売られた。クレジットカード会社のアメリカン・エクスプレス(AXP)は従業員数約3500人削減計画を発表し、下落。
ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油12月限は3.80ドル高の103.27ドルで取引を終了した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米10月製造業PMI速報値や10月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が予想を上回る
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円30銭まで下落後、157円08銭まで上昇し、156円86銭で引けた。
米10月製造業PMI速報値や10月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が予想を上回ったほか、週末の米によるイラン攻撃リスクなど中東緊迫を背景とした原油価格の上昇で長期金利が上昇、ドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1212ドルまで上昇後、1.1190ドルまで下落し、1.1192ドルで引けた。
週末に大規模抗議行動が予定されており、フランスの財政、政局不安で上値が抑制された。
ユーロ・円は175円10銭まで下落後、175円83銭まで上昇した。
ポンド・ドルは1.3389ドルまで上昇後、1.3361ドルまで下落した。
英10月製造業PMI速報値の改善で11月利上げを織り込むポンド買いが優勢となったのち、ドル買いに押された。
ドル・スイスは0.8220フランから0.8256フランまで上昇した。
■NY原油:続伸、ホルムズ海峡のタンカー攻撃と週末の米攻撃リスクで供給逼迫懸念
10月23日のNY原油先物12月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+4.10ドル(+4.12%)の103.57ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは99.09-103.91ドル。ホルムズ海峡でイランがタンカーへの攻撃を強めているほか、週末に米国がイランを攻撃するとのリスクが意識され、中東情勢の一段の緊迫化から供給逼迫懸念が強まった。在庫水準の低さも相まって買いが膨らみ、103.91ドルまで上昇した。通常取引終了後の時間外取引では主に103ドル台半ばを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 50.56ドル -0.52ドル(-1.01%)
モルガン・スタンレー(MS) 179.49ドル -4.48ドル(-2.43%)
ゴールドマン・サックス(GS)875.68ドル -15.62ドル(-1.75%)
インテル(INTC) 86.96ドル +1.47ドル(+1.71%)
アップル(AAPL) 347.73ドル -0.50ドル(-0.14%)
アルファベット(GOOG) 317.28ドル -3.48ドル(-1.08%)
メタ(META) 642.62ドル -6.23ドル(-0.96%)
キャタピラー(CAT) 687.00ドル -17.05ドル(-2.42%)
アルコア(AA) 37.91ドル -0.79ドル(-2.04%)
ウォルマート(WMT) 119.89ドル -1.23ドル(-1.01%)
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