[本日の想定レンジ]
27日のNYダウは15.99ドル高の52377.57ドル、ナスダック総合指数は308.43pt高の26477.81pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比910円高の64410円だった。28日の東京市場は、米ハイテク株高を映して半導体・人工知能(AI)関連株中心に買いが継続することが予想される。27日の東京市場は、米AI開発のアンソロピックが新規株式公開(IPO)に向けた目論見書を開示したことをきっかけに投資家心理が改善し、半導体・AI関連株が買われ、日経平均の上げ幅は一時1400円を超えた。その後は国内主要ハイテク企業の決算発表を前に様子見姿勢が強まり、上値の重い展開となった。ローソク足は陽線を形成し、7日以来3週間ぶりに5日移動平均線(63136円)を上回り、短期的な下押しリスクの後退を示唆した。27日の米国市場では、主要株価指数がそろって上昇。なかでもSOX指数が3%を超える上昇となった。複数の銀行がアンソロピック向けに半導体・インフラソフトウェア企業ブロードコムのAI半導体やネットワーク機器を購入するため630億ドルの資金を提供すると伝わり、収益拡大期待からブロードコムが4%高と急伸したほか、他の半導体関連株にも買いが波及した。また、中東情勢を巡り、イランなど4カ国が共同声明を出したことで、原油供給の混乱に対する警戒感が幾分改善し、原油価格が1バレル=100ドルの大台を割り込んだことから投資マインドが上向いた。ナイトセッションの日経225先物は64000円台を回復しており、28日の東京市場は、半導体・AI関連株中心に値を上げる銘柄が増えそうだ。ただ、日本時間のあす未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が判明する。利上げ見送りがコンセンサスとなっているが、FOMCの結果を受けた米国株の動きを確認したいと考える向きが多いほか、本日の引け後にアドバンテス<6857>の2026年9月中間決算の発表が予定されているため、決算の中身を確認したいとの見方もあり、買い一巡後は様子見姿勢が強まるかもしれない。上値のめどは、心理的な節目の65000円や66000円、25日移動平均線の66203円、心理的な節目の67000円。下値のめどは、心理的な節目の62000円、200日移動平均線の61586円、心理的な節目の61000円、7月29日安値の60448円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限65000円-下限63500円
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