三栄コーポレーション<8119>は10月30日、2027年3月期第2四半期(2026年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.9%増の183.48億円、営業利益が同38.2%減の4.72億円、経常利益が同39.9%減の4.86億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同50.1%増の6.85億円となった。家具家庭用品事業の増収に加え、前年7月に連結子会社化した防災ダイレクトの売上が純増となった。営業利益は、子会社ベネクシーの解散に伴う在庫処分販売という一過性の要因で服飾雑貨事業の売上総利益率が低下したことが主因で減益となった。
家具家庭用品事業は、売上高が前年同期比13.6%増の101.87億円、セグメント利益が同1.17億円増の6.50億円となった。海外向けでは欧州ブランド向けキッチンツールの売上が引き続き好調に推移し、国内向けでも家庭用品商材が堅調だった。EC関連事業では、家具・インテリアのネットショップが競合激化等で減収となる一方、新たに立ち上げたフルフィルメント・ビジネスの事業拡大を進めた。
服飾雑貨事業は、売上高が前年同期比9.0%減の58.30億円、セグメント利益が同2.88億円減の4.37億円となった。成長分野のサステナブルビジネスでは、オリジナルバッグブランド「uF」などへ投資を集中している。家電事業は、売上高が同22.9%減の10.45億円となり、セグメント利益は同1.45億円減少し3.02億円の損失となった。自社ブランドの理美容家電・調理家電はECチャネルや海外で伸びを見せ始めており、販路や調達構造の抜本的な改革を加速する。
通期の連結業績予想は、売上高365.00億円(前期比0.5%増)、営業利益10.00億円(同2.6%減)、経常利益10.00億円(同13.5%減)を前回予想から変更せず、親会社株主に帰属する当期純利益を前回予想の7.00億円から9.00億円(同58.3%増)へ上方修正した。下半期も家具家庭用品事業を中心に業績が堅調に推移する見込みである。
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