はてな<3930>は、30日、オブザーバビリティプラットフォーム「Mackerel」において、2026年11月1日より「ログ機能」の正式版を提供開始すると発表した。これにより同プラットフォームでは、オブザーバビリティ標準であるOpenTelemetryに準拠したメトリック、トレース、ログの3つのシグナルが正式に揃い、問題の発見から原因を探るまでの調査と、チームでの知見の蓄積・共有に活用できるようになる。
「ログ機能」は「熟練者の知見を、チームの力に」を開発コンセプトに、障害対応の場面で取り扱うログに注目して開発された。2026年7月のベータ版提供後、フィードバックをもとに集計機能の追加や操作性の改善を重ね、正式化に至った。送信されたログはWebコンソールに集約され、本番環境に直接ログインすることなくサービス単位で横断的に検索できるほか、検索条件や検索履歴をチーム内で共有できる。また、「Mackerel APM」のトレースとの相互参照や、MCPサーバーを介したAIエージェントによる原因調査・分析にも対応する。
今後は、ログに特定の文言が含まれていた場合にアラートを発報するルールの設定や、アラート画面から関連ログを参照できる機能を順次展開する予定。同社はOpenTelemetryを基盤として対応環境を拡充しつつ、オブザーバビリティ領域の開発を推進していく方針だ。
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