コンファレンスボードが発表した米6月景気先行指数は前月比―0.2%と、5月+0.1%から3月来のマイナスに落ち込み予想も下回った。
4月、5月の回復から再びマイナス成長に反転。大きくプラスに寄与したのが長短金利スプレッドで前月と同様+0.10。金利関連の項目が比較的好調だったが、他の消費者の見通しや建築許可件数などの弱い項目を相殺できなかった、と、説明された。
ただ、最近の冴えない結果も6カ月、12カ月の成長率は安定。消費支出は弱いものの、企業のAI(人工知能)関連で設備投資が強いと指摘された。インフレは引き続き改善基調で、コンファレンスボードは2026年の国内総生産(GDP)成長率を前期比年率1.8%から1.9%へ引き上げた。
現在の経済状況となる一致指数(CEI)は114.6と、5月の114.4から上昇。上半期は0.4%の成長となった。前6カ月の+0.3%から加速。CEIの4つの項目雇用、個人所得所移転収支、製造と貿易、鉱工業生産は全てプラスに寄与した。結果は現在の経済活動が依然上向きで堅調であることを示唆した。
一時懸念されていたような速やかな景気後退のリスクよりも、全般的に経済が引き続き緩やかに成長し、2025年末から改善した証拠となった。年内の利上げを後押しする結果となり、ドルは引き続き上昇基調を維持すると見られる。
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