■NY株式:米国株式市場は続伸、年内利上げリスクが後退
米国株式市場は続伸。ダウ平均は624.16ドル高の53686.11ドル、ナスダックは366.23ポイント高の26584.06で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事がタカ派姿勢を緩和させたため長期金利低下が好感され、寄り付き後、上昇。年内の利上げリスク後退で、相場は続伸した。
終日堅調に推移し、終了。セクター別では自動車・自動車部品、ソフトウエア・サービスが上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。
半導体のエヌビディア(NVDA)はオープン人工知能(AI)ソースプラットフォームを供給するハギングフェイス買収を正式に発表し、AI強化期待に、続伸。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は本日テキサス州、オースチンで開催の完全自動運転車両「サイバーキャブ」招待制イベントへの投資家の期待感が強まり、上昇。検索のグーグルを運営するメタ・プラットフォームズ(META)は新たなAIモデル「ミューズ・スパーク1.3」を発表、「AIスタートアップのオープンAIやアンソロピックのモデルに引けを取らない」と同社最高AI責任者が自信を示し、買われた。
カルバン・クラインやトミー・ヒルフィガーなどアパレルメーカー運営のPVH(PVH)は第2四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回り、小幅高。会員制倉庫型卸売・小売会社のコストコホールセール(COST)は8月の国内売り上げが予想を下回り、売られた。女性向け下着、衣料品販売のビクトリアズ・シークレット(VSXY)は第2四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回ったが、売り上げペース減速が警戒され、下落。
ヨガアパレルのルルレモン・アスレティカ(LULU)は取引終了後に四半期決算を発表。既存店売上が予想を大幅に下回ったほか、今年2回目となる見通し引下げが嫌気され、時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米先週分新規失業保険申請件数が増加
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円11銭から155円30銭まで下落し、155円77銭で引けた。
米先週分新規失業保険申請件数が増加、7月貿易赤字は拡大、4-6月期単位労働コスト確定値が予想外に下方修正されたほか、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事がディスインフレの兆候が見られ始めたとし、もし、ディスインフレが続いた場合、政策据え置きを支持する姿勢を示したため年内の利上げ観測が後退しドル売りが加速。日銀関係筋の話として今月の金融政策決定会合での政策金利引き上げ報道や米国の圧力で利上げペース加速観測が強まったほか、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)資産構成見直し報道などに円買いも一段と加速したと見られる。
ユーロ・ドルは1.1608ドルから1.1641ドルまで上昇し、1.1627ドルで引けた。
ユーロ・円は181円30銭から180円53銭まで下落。
日欧金利差縮小観測にユーロ売り、円買いが加速した。
ポンド・ドルは1.3490ドルから1.3548ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.8096フランから0.8052フランまで下落した。
■NY原油:続伸、中東情勢を巡る供給リスクの高まりで6週間ぶり高値圏
9月3日のNY原油先物10月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+0.82ドル(+0.90%)の91.83ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは89.60-93.13ドル。ホルムズ海峡を巡る敵対行為の再燃で供給リスクが意識され、一時93.13ドルまで上昇して約6週間ぶりの高値を付けた。ただ実際の原油供給は市場に届いているとの見方も残り、通常取引終了後の時間外取引では主に91ドル台後半を挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 63.04ドル +0.44ドル(+0.70%)
モルガン・スタンレー(MS) 217.15ドル +5.33ドル(+2.51%)
ゴールドマン・サックス(GS)1037.93ドル +33.51ドル(+3.33%)
インテル(INTC) 91.67ドル +1.62ドル(+1.79%)
アップル(AAPL) 328.21ドル +3.25ドル(+1.00%)
アルファベット(GOOG) 339.08ドル +5.30ドル(+1.58%)
メタ(META) 610.68ドル +17.83ドル(+3.00%)
キャタピラー(CAT) 800.14ドル +7.86ドル(+0.99%)
アルコア(AA) 51.05ドル 0.00ドル(0.00%)
ウォルマート(WMT) 108.42ドル +2.33ドル(+2.19%)
いま読まれてます
記事提供: 
元記事を読む