24日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は続伸、半導体関連主導で上げ幅拡大
・ドル・円は軟調、円安牽制で
・値上がり寄与トップはアドバンテスト <6857>、同2位がイビデン<4062>
■日経平均は続伸、半導体関連主導で上げ幅拡大
日経平均は続伸。864.46円高の65883.41円(出来高概算11億7754万株)で前場の取引を終えている。
東京市場が5連休中の前週末19日の米国株式市場で、ダウ平均は95.40ドル安、ナスダックは104.25pt高。金利上昇が警戒された一方、原油価格下落が株価の支えとなった。週明け21日のダウ平均は366.19ドル高、ナスダックは599.55pt高。対イラン協議再開期待で原油安、長期金利低下が好感された。22日のダウ平均は185.14ドル安、ナスダックは122.19pt高。人工知能(AI)ブーム期待が株価の支えとなる一方、年内の利上げ観測が根強く重しとなった。昨日23日のダウ平均は352.10ドル安の51511.59ドル、ナスダックは308.24pt安の26936.04pt。国内PMI速報値が想定外に強く追加利上げが警戒された。
米株式市場の動向を横目に、24日の日経平均は457.49円高の65476.44円と続伸して取引を開始した。5連休中の米国市場で人工知能(AI)関連への期待から主力ハイテク株が買われた流れを引き継ぎ、寄り付きから買いが先行した。買いは半導体関連や電子部品に広がり、指数は上げ幅を拡大。一時66000円台まで水準を切り上げた。一方、米追加利上げ観測を背景に金融関連には売りが出て、電力やサービスも軟調に推移した。
個別では、アドバンテ<6857>、イビデン<4062>、東エレク<8035>、TDK<6762>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、日東電<6988>、住友電<5802>、コナミG<9766>、村田製<6981>、スクリン<7735>、レーザーテック<6920>、フジクラ<5803>、味の素<2802>、ソフトバンクG<9984>などの銘柄が上昇。
一方、リクルートHD<6098>、東京海上<8766>、伊藤忠<8001>、バンナムHD<7832>、三菱商<8058>、トヨタ<7203>、コムシスHD<1721>、MS&AD<8725>、三井物産<8031>、ベイカレント<6532>、第一三共<4568>、KDDI<9433>、スズキ<7269>、太陽誘電<6976>、セコム<9735>などの銘柄が下落。
業種別では、電気機器、非鉄金属、ガラス・土石製品などが上昇した一方で、電気・ガス業、サービス業、保険業などが下落した。
後場の日経平均株価は、高値圏でのもみ合いが見込まれる。前場は寄り付き時点の457.49円高から上げ幅を広げており、下値の堅さが意識されよう。日経平均は上値抵抗線として意識されてきた66000円台の75日移動平均線に接近しており、同水準を上抜けられるかが焦点となる。米国では人工知能(AI)・半導体株の期待が株価を支える一方、米PMI速報値の強さを受けた年内の追加利上げ観測が根強く残っている。ただ、金融政策を巡る警戒は続いており、上値では戻り待ちの売りも出やすいとの見方がある。
■ドル・円は軟調、円安牽制で
24日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、158円37銭まで上昇後は157円79銭まで下値を切り下げた。米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測で金利高・ドル高は続くものの、片山財務相の円安牽制発言でドル売り・円買いが相場を下押しした。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は157円79銭から158円37銭、ユ-ロ・円は179円51銭から180円24銭、ユ-ロ・ドルは1.1369ドルから1.1388ドル。
■後場のチェック銘柄
・フィーチャ<4052>、オーネックス<5987>など、3銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはアドバンテスト <6857>、同2位がイビデン<4062>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・豪・失業率(8月):4.6%、前回4.5%
【要人発言】
・ベッセント米財務長官
「中国との貿易休戦m1月10日まで延長で合意」
「トランプ米大統領と習近平国家主席、今年は4回会談の見通し」
・習近平・中国国家主席
「中国と米国、平和共存の歴史的論理は変わっていない」
「戦略的安定を巡る建設的な関係の強化に期待」
「新時代に向け良好な関係を築く道を見つけられると確信」
・片山財務相
「為替水準にはコメントしない」
「日米協調介入以降、プリンシプルは生きている」
<国内>
特になし
<海外>
・16:30 スイス・中央銀行が政策金利発表 前回0%
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