歴史を勉強するにあたって、まず外せないのが「年号の暗記」ですが、人によっては「年号暗記よりも歴史の流れを理解すべき」と主張する人もいます。さて、困りました。一体どうすれば効率的に歴史を学ぶことができるのでしょうか。そんな疑問に無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』の著者・須田將昭さんが答えてくださっています。曰く、まずは「骨格」づくり、それから「肉付け」でOKだそうですよ。
暗記が先か、流れが先か
今日は歴史のお話。
他の勉強にも同様の性格があると思いますが、いわゆる「暗記もの科目」と思われるようなものは、何が「基礎」なのかという点で捉え方が人によって異なってくるかもしれません。
歴史の勉強に年号の暗記はつきものです。「何年に何が起こったか」という「知識」が「基礎」の一部分を作っているのは事実です。
一方で、「年号の暗記なんかに時間を使わず、もっと『歴史の流れ』を理解することに集中すべきだ」という意見もあります。これは歴史という科目の基礎は「流れ」だという考えと言って良いでしょう。歴史が苦手な人は右往左往してしまいます。
個人的には、「流れを理解しろ」といわれても、歴史の教科書を「歴史小説」を読むようにすらすら読んで理解できるならまだしも、それが難しいから「苦手だと思っている人」には酷なアドバイスじゃないかと思います。流れをどう理解すると良いのか、というアドバイスが欲しいですよね。
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