たった茶碗1杯分のご飯には、角砂糖14個分の糖質が入っている

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「糖質制限ってよく聞くけど、そもそもどうして制限しなくちゃいけないの?」という方、必読。メルマガ『★セクシー心理学GOLD ~最先端の心理学技術★』の著者で精神科医ゆうきゆう先生が、糖質を摂ることによって起きる「非効率のサイクル」を詳しく説明してくださいます。しかもこのサイクル、エンドレスなんです…。

糖質制限のススメ

今回は、ちょっとだけ心理学とは関係のない話をお届けします。一言で言えば、「ダイエット」に分類される話なのですが…。

自分自身が体験して、あまりに素晴らしかったので、みなさまにも知っていただきたいと思って書きます。

糖質制限とは?

糖質制限という言葉、聞いたことのある人、ない人、どちらもいるかもしれません。非常にシンプルに言うなら、「糖質を制限すること」となります。さらに分かりやすく言うと、「糖質を食べないこと」です。

まぁ、人間が栄養を摂取するのは基本「食べる」ことなので、「制限」=「食べない」となります。

糖質というのは何ですか?

さて、では糖質とは何か?

まず分かりやすく言うなら、「甘い物」となります。たとえばケーキ、たとえばドーナツ、たとえば和菓子…。

すべて甘いものには、砂糖が入っています。砂糖は正確には「ショ糖」と言います。これは体内で分解されて、「ブドウ糖」になります。

また、「果物」も、甘いものに分類されます。こちらは「果糖」という糖分が含まれ、やはり体内で「ブドウ糖」になります。

結果、すべての「甘く感じるもの」は、たいてい糖分が含まれていて、最終的に「ブドウ糖」になるわけです。

甘いものだけでいいんですか?

さらに「甘く感じるモノ」だけではありません。

たとえば米や小麦など、「炭水化物」も、消化されると、最終的には「ブドウ糖」になります。よく、お米をずーーーーっと噛んでると、じんわり甘く感じますよね。それは、口中で少しだけ分解が進み、糖分に近づくからです。結果、炭水化物の正体は、「ブドウ糖」こと糖質なのです。

すなわち糖質制限というのは、「甘い物だけでなく、炭水化物も制限する」という話になってきます。

えっ!? そんなのムリ!

はい。ここで大半の方が、「甘いものを避けるのは、なんか気持ち的に分かる。ダイエットといえば甘いものは控えるとはよく言われてるし。でもお米食べないのってどうなの? なんか悪いこと、起こるんじゃないの!? 絶対ムリ!」と思うはずです。自分自身もそうでした。

確かに、我々にとって、炭水化物はエネルギーの中心みたいなところがあります。特に日本人にとっては、お米というのは絶対に食事においてハズせないものかもしれません。

そうです。その気持ちや反応はすごく分かるんですが、もう少しだけ話を聞いてください。

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