テレビが時代遅れになる日は近い。選挙を変えたネット動画の威力

 

つい先日、ベストセラー作家百田尚樹氏が沖縄県で講演会を開き、いわゆる反基地活動家に中国人や韓国人が多いと聞いて「怖いなー」と発言すると、それを沖縄タイムスの阿部岳記者は「差別だ、ヘイトスピーチ」だとなじりました。

百田氏は日本国内の問題に、外国人勢力が介入することについて「怖い」と表現したのであって、何人であっても同じだと説明し理解したかと訊ねると、阿部岳記者は

「それでも差別意識がでちゃったのかな。相手が差別と思えば差別

と、繰り返し、そしてそのまま記事に書くと捨て台詞を吐いて去って行きました。

このやり取りは「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員である我那覇真子氏が即座に「生配信」したことで、当日中に日本中が知ることとなり、翌朝の記事は、捨て台詞とはかけ離れた軌道修正されたものになっていたと言います。

仮に「生配信」がなければ、阿部岳記者の主観のままに記事を書いたかも知れません。だって売れっ子作家の百田尚樹氏が、30分以上の時間を費やしての説明に先の答えなのですから。

もちろん、与党、自民党、安倍晋三首相にとって良い情報ばかりではないでしょうし、都合の悪い事実であっても生配信は映し出すことでしょう。そしてそれは「国民の知る権利」を実現します。

さらに生配信の利点は保存されるところにあります。

生配信の種類によっては、その場限りというものもありますが、ユーチューブなどは保存され何度でも繰り返し見ることができますし、その生配信をライブで録画して拡散するネット民もいます。

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