男性は実益重視、女性はココロ重視。これが恋愛…といいますか「ありがとう法」をする際にも大事なポイントになるのです。例えば、リアル恋愛教室の講義に、こんな問題があります。
問題
今日は彼(彼女)が家に来てくれることになっていますが、あいにく朝から雨が降っています。さあ、あなただったら、こんな時どうしますか?
さあ、どうしますか? ありがとう法の問題、ということを踏まえて考えてみましょう!
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「はい、先生!」
「答え、わかりましたか?」
「彼の傘を持って、駅に迎えに行きます!(^o^)」←本当にあった回答です。
「いや、朝から雨が降ってるんだから、傘持ってるでしょ……_| ̄|○」
「あっ、そうか(笑)」
「はい、先生! 私は着替えを用意します!」
「ああ、それはいいですね」
……と「着替え」から答えを膨らませていくと、色々出てきます。まず、玄関にタオルを用意しておく。そして、着替えを用意するなら、お風呂も用意しておくと良いでしょう。また、この季節ですと、温かい飲み物も用意しておくと良いでしょうね。彼の濡れた靴に新聞紙を入れる、という答えもありました(←ご成婚者の実例)。
主な回答は、こんな感じだと思います。……と思いきや、こんな質問が出てくるのです。
「先生、さっきのお迎えの話ですが……」
「はい?」
「お迎えに行くのは無意味なんですか? 私だったら、すっごい嬉しいんですけど……」
「それは、彼が傘を持ってるってわかってても、『来てくれてありがとう』という意味で、駅までお迎えに行くということですか?」
「ああ、はい。そうです」
「なるほど。それはですね……」
そう! ここが男心と女心の違いなのです。この質問に、僕個人の意見をぶっちゃけ言いますと!! 「なんで、そんなムダなことするんだろ?(苦笑)」と思いますーーーっ☆
これ、「ええええーっ!?」と女性には驚愕な話ですよね! 男性は概ね僕に賛成、少数派で女性に同意じゃないかなぁ。
だって、迎えに来てくれても、濡れるじゃないですか。もし、車で迎えに来てくれるなら嬉しいですよ。濡れずに済みますからね。でも歩いて来てくれても、何も変わるものはありません。だから、別に嬉しくはないのです。
もちろん、気づかって来てくれたのはわかります。「苦しみを分かち合う」ようなイメージで、一緒に雨の中を歩くことで雨の中を歩くツラさ(?)を共有しよう、という気づかいですよね。でも、実際問題として、何の役にも立たないです。だから、本音では別に嬉しくない。これが男性的な発想なのです。
「早く会えて嬉しい、とか思わないのですか?」
「わざわざ来てくれて嬉しい、とか思わないのですか?」
ううう、ごめんなさい。全く思わないですぅぅぅ~(>_<)。20代の男性だったら、女性と同じ意見の方が多いと思いますが、30代以降の恋愛を卒業した男性だと、こんな感じだと思ったら良いでしょう。これが実益優先か、ココロ優先かということなのです。
だから、こういう場合。男性は彼女を駅までお迎えに行くと喜ばれます。その時、傘はひとつで。余分に持っていく必要はありません。
「わあ、お迎えに来てくれたんだー、ありがとう~!!(^o^)」
「うん、いらっしゃい(笑)」
と、ここで傘を差し出して「入んなよ(^^)」と言うと! 彼女は喜びのあまり、月まで吹っ飛んでしまうでしょう~!!\(^o^)/。要するに、アイアイ傘をして家まで行くということです。これが女心を知る、ということですぞ! 男性諸君。
で、女性が家で待つ立場の場合は、お迎えは不要です。それよりも、先程のタオルやお風呂、飲み物の用意。「雨の中来てくれるんだから、より美味しいものを作んないと!」という気持ちで腕を奮ってゴハンの支度を頑張るのが、一番喜んでくれると思いますよ。
男と女って、真逆で面白いですネ!
…………と言うのも、僕が男だからでしょう。真逆なので、このお話をご覧になった女性は、こう↓↓だと思いますヨ!
「男と女って、難しい~っ!(>_<)」