受験界を変えた、「あの男」が再び帰ってくる。2003年に『モーニング』誌で連載が始まるやいなや、漫画作品としての面白さもさることながら、そこに登場する実際の受験テクニックや勉強法などが「受験業界」で話題を呼び、2005年にはTVドラマ化までされた人気漫画『ドラゴン桜』。あの名作が、『ドラゴン桜2』となって、2018年1月25日より『モーニング』誌で連載をスタートすることが決定しました! 今回、漫画界初の試みとして 、『ドラゴン桜2』は最新話を同時にメールマガジンでも配信。『モーニング』発売日と同じ毎週木曜日に最新話とメルマガオリジナルの取材記事が手元に届くというまったく新しい形での再登場です。しかも、事前登録した読者にはプレゼントもありと、特典も盛りだくさんに用意されています。
激動の時代を前に、あの桜木が帰ってくる!
これまでの大学受験では、知識さえあればいい大学に合格することができましたが、2020年の「教育改革」によって、そのルールは大きく変わろうとしています。答えのない、変化の時代を生きていくためには、つまり“学び方”を学ぶ必要があります。そのヒントとなるのが、あの伝説の受験漫画『ドラゴン桜』なのです。まさに、帰ってくるべくして帰ってきた、時代の要請ってやつですね。
そこで、MAG2 NEWSでは、多くの受験生の学び方をガラッと変えた名作『ドラゴン桜』から飛び出した名言の数々を、東大受験経験者の協力を得て、彼ら自身のコメント付きで一挙にまとめてみました。新作の『ドラゴン桜2』が待ちきれないという方に、前の作品を振り返りたいという方に、『ドラゴン桜』って何?という世代のお子さんを持つ親御さんに、ぜひ読んで感じて学んでいただきたいと思います。2020年の日本には、やっぱりこの男が必要だ!
悩んだら桜木建二に訊け! 『ドラゴン桜』名言集
第一巻2話
「いいか…人間社会で平穏に生き抜くこと…これ自体が難しいんだ。それに比べりゃ…東大入るなんて楽なもんよ」
桜木が水野を最初に説得するシーンですが、すごくパワーにあふれた言葉。
第一巻4話
「だまされたくなかったら…損して負けたくなかったらお前ら…勉強しろ」
社会のルールは頭のいい奴に都合のいいように作られている…という文脈から登場した言葉ですが、なぜ勉強するのか?という多くの人が抱く問いに一つの大きな解を提示しています。
第一巻5話
「自分でルール作る側にまわれっ!」
上のシーンのすぐあとで、矢島の不満にストレートに答えるシーン。
ちなみに似た内容で印象的なシーンは、第十一巻98話にもありました。
「本当の自由とは…自分のルールで生きるってことなんだよ」
第二巻12話
「創造するってことはまず真似ることから始まるんだ!」
学ぶの語源は“真似ぶ”にあると言いますが、完全なオリジナルなどはなく、まずは何かを模倣することから始めることの大切さを説いています。
同じく、型を作ることの重要性は、第十二巻108話でも説かれています。
「自分で考えてる…ということは何も考えてない…ということなんだよ」
(この前のシーンで、東大生はまず型を作り上げた後に、数をこなすなかで自分なりのオリジナルへと進化させていく…ことが述べられています)
第二巻19話
「答案というものにはその人物そのものが映し出されるからだ」
「答案には人間性が現れる」と予備校でよく言われていたものですから、懐かしさもあってついつい選んでしまいました(笑)。
第二巻23話
「つまり…「知らない」ということは実に恐ろしいことなんだ」
これと似たようなことを、つい最近友達と話しましたが、例えばすごく有意義なイベントがあったとしても、その存在を「知らなかった」ために行けずに後悔する…ということは私自身よく経験しています。情報過多なこの時代では、自分が真に欲しい情報を的確に手に入れるのは容易ではなく、「知っている」ことの重要性を痛感させられます。
第五巻41話
「本当にダメなのはその失敗を次に活かせないやつだ」
失敗は成功の基と言いますが、ただ失敗を積み重ねれば良いというわけではではなく、失敗から何かしら学ぶことこそに意味がある、ということの重要性を教えてくれています。
第九巻78話
「人に動かされて自分があるんじゃねえ 自分で自分を動かしているのだ」
結局、最後に決めるのは自分自身だから、人の意見に流されてばかりではなく自分の頭で考えることが大切、ということですね。
第十三巻百二十一話
「逆に…信じたくないものを知る 本当の利益はそこにあるのよ」
自分の価値観とは相反することでも食わず嫌いするのではなく、受け入れるという謙虚さの重要性を説いているように感じました。
このことは第十三巻百二十二話でも述べられています。
第十七巻153話
「そんな世の中で親以外に誰が子供の努力を認めてあげられるでしょう」
東大受験の前日、母親が「あれだけ頑張ったんだから、もし落ちたとしても悔いはないでしょ。私は落ちたって気にしないよ。その努力自体が将来のためになるはず」というようなことを言ってきたので、当時は「落ちるなんて不吉なことを考えないでくれ」みたいに思っていたのですが、今思えばあの言葉のおかげで、私は余計なプレッシャーを感じずに本番全力を出せたのだと思います…。母親は『ドラゴン桜』を読んでたのかもしれません(笑)。
第19巻173話
「不安は努力の勲章なんだ」
努力したからこそ、失敗を恐れて不安に感じる…。昔からスポーツをやってきて、何かと競争の中で生きてきた私には、とても共感させられる言葉でした。
2020年の日本には、この男が必要だ。メールマガジン同時配信!
さきほど上記でもご紹介したように、 『ドラゴン桜2』は漫画界初の試みとして最新話を同時にメールマガジンでも配信します。『モーニング』発売日と同じ毎週木曜日に最新話と取材記事が届くというまったく新しい形での再登場となりました。
今メールマガジンは、最新話だけでなく、作品づくりのための取材の中で得られた最新情報が記事として配信されます。
例えば、
- 英語上達の秘訣は、日本語力にある! スタディサプリ看板講師 関先生のコミュニケーション論
- 読解力テスト開発者に聞く AI時代に求められる読解力
- 2020年教育改革の目的とは?文科省担当官僚インタビュー etc…
現在、鋭意取材中とのことですから、ファンのみならず受験生にとっても楽しみな内容ですね。
『ドラゴン桜2』の連載スタートと、メルマガの配信開始日は 2018年1月25日(木)から。
それまでに事前登録していただいたみなさまには、開始までの期間中に、以下のコンテンツが無料配信される特典付きです。
・『ドラゴン桜』名シーンのピックアップ連載
・作者・三田紀房氏によるビジネス本 『徹夜しないで人の2倍仕事する技術』連載
無料コンテンツの配信予定日は、 11/30(木)、12/14(木)、12/28(木)、1/11(木)となっています。
やっぱり、2020年の日本には、この男が必要だ。