沖縄県民に読んでほしい。中国に支配された地域の信じがたい現実

 

沖縄県は公式HP上で「米軍基地の数を可能な限り減らす事」を強く訴えていますが、仮に在沖米軍が撤退した場合、沖縄はどのような事態に見舞われるのでしょうか。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、チベットやウイグルで国際法無視の侵略を行なう中国人民解放軍の実態や、中国が虎視眈々と沖縄侵略を狙っている事実を改めて解説し、沖縄が丸腰になることの危険性を記しています。

中国に支配されたら【地獄】が待っている

今回は、全日本国民に読んでいただきたい内容。特に沖縄の皆さんには、是非読んでいただきたいです。

沖縄県の上の人たちは、「普天間飛行場を辺野古に移設するの“だけ”に反対」というわけではありません。「米軍基地そのものに反対しているのです。それが証拠に、「沖縄県のHPを見てみましょう。

沖縄の米軍基地

多くの基地があることで、いろいろな問題に苦しんでいる沖縄の人たちは、米軍基地を可能なかぎり減らしていくことを、日本政府やアメリカ政府に求めてきました。

可能なかぎり減らしていくことを求めている」そうです。「普天間は辺野古ではなく県外にで終わる話ではない

1996年(平成8年)に、日本政府とアメリカ政府が話し合い、街の真ん中にあり、世界一危険と言われている普天間飛行場(ふてんまひこうじょう)をはじめとする11カ所の米軍基地を日本に返すことが約束されました。(SACO合意といいます。)

また、2006年(平成18年)には、約8,000人(2012年(平成24年)には約9,000人に改められました。)の海兵隊を国外に移し、嘉手納飛行場(かでなひこうじょう)より南にある6カ所の米軍基地を返すことなどが約束されました。

2013年(平成25年)4月には、この約束を果たすための計画が発表されましたが、6カ所の米軍基地の大部分は、県内の他の基地に機能を移し、そのほとんどが2022年(平成34年)以降に返されるとされています。

しかしながら、これら二つの約束が果たされても、沖縄には、多くの米軍基地が残ります。

 

そのため、知事と市町村長が協力して、日本政府とアメリカ政府に対し、米軍基地をできるだけ早く、そして少しでも減らしていくよう、求めているのです。

上記のような措置だけでは十分ではない。できるだけ早く、少しでも(多く)減らせ!と。少し前、「そんなことをすれば人民解放軍がやってきますよ。フィリピン、ベトナムの例をみれば明らかです」と書きました。まだ読んでいない方はこちら。

沖縄県民が知らない米軍の撤退後に待ち受けている恐ろしい現実

すると複数の読者さんから、同じ批判をいただきました。それは、「沖縄県は、普天間を辺野古に移設することに反対していますが、それだけです。普天間飛行場が県外に出ていっても、まだまだ米軍は残ります。だから、「米軍撤退の話をするのは、大げさだ」と。

しかし、沖縄県のHPを素直に読めば、沖縄県は、「できるだけ米軍基地を減らせ!」と求めている。どう考えても、「普天間辺野古だけの話ではありません

そして、全日本国民、沖縄の皆さんに知ってもらいたいこと。それは、「米軍もひどいけど中国が入ってくれば地獄ですよ」ということ。これ、「経験者」」が語っています

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