そんなバカな。消えた年金記録が見つかり受取額が減る不条理も

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以前掲載の『結局、あの「消えた年金記録問題」とは一体なんだったのか?』では、旧社会保険庁が解体される原因ともなった消えた年金記録問題について解説してくださった無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』の著者・hirokiさん。未だ完全解決を見ない問題ですが、実は漏れていた年金記録が見つかったからといって一概に喜べない方もいるようです。今回は「年金記録が見つかって受け取り額が減ってしまう場合」について詳しく説明しています。

漏れていた年金記録が見つかった…!が、必ずしも嬉しい面ばかりとは限らない

新元号(来月5月から新元号令和)が発表されましたので早速新元号の令和で記事を書いていきます。

年金記録を見る時は生年月日が非常に重要な情報ですが、元号が新しくなると頭が混乱してしまう場合があります。大体、年金を勉強する!っていう時はこの膨大な生年月日や元号の嵐で挫折する人が多いです^^;なので、まだ生年月日アレルギーのある方は下記のいつもの記事でアレルギーを取り除いていてくださいね!

(令和元年版)何年生まれ→何歳かを瞬時に判断する方法!(参考記事)

では本題です!

消えた年金記録問題はまだ解決していない問題ですが、平成19年頃に約5,000万件の年金記録漏れが判明し、その内2,000万件は残った状態です。

5,000万件というのは5,000万人の記録が消えたとか、宙に浮いたとかいう問題ではなく、その時にあった3億件の記録の内の5,000万件がそういう事になっていたという事です。

とはいえ凄まじい数である事には変わりありませんけどね^^;

結局、あの「消えた年金記録問題」とは一体なんだったのか?(hirokiまぐまぐニュース参考記事)

さて、そんな漏れていた記録が見つかった場合は、もちろん年金が増える事になる場合が多いですが、そうならない場合もある。わざわざ年金記録を見つけたせいで、年金額が減ってしまうという事態も起こりえます。今回は少し悩ましい場合を見てみましょう。

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