現役医師が教える、新型コロナ第2波に負けない身体を作る食事

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すでに到来しているとも言われる、新型コロナウイルス感染拡大の第2波。手洗いうがい、マスクの着用はもちろんのこと、免疫力アップもその予防に重要とされていますが、どれくらいの方が対策を講じられているでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、現役医師の星野泰三さんによる「免疫力を高める食材とその摂り方」が紹介されています。

食事で第2波に備える身体づくりを

新型コロナウイルスの流行を受け、石けんやアルコール消毒液を用いた手洗い、マスクによる咳エチケットによる感染予防はもはや常識として浸透しています。

一方で、自粛期間が明け段々と日常が戻ってくるなか、「栄養・休息」を基にする内からの予防が疎かになりはじめた方も増えているのではないでしょうか。

本記事では免疫学の権威である星野泰三博士に、免疫力を高める食事について教えていただきました。


免疫と栄養が関わっていることは、果物による実験で立証されています。バナナを食べてからの免疫細胞の数の推移を観察すると、12時間後、24時間後に顆粒球、マクロファージを中心とする白血球の数がいずれも大きく増加することが確認されています。最も免疫力が増強するのは、1週間ほどおいて皮に黒い斑点ができたバナナです。

椎茸(しいたけ)に限らず、キノコ類ががんを防いだり免疫力を高めることは以前から知られていましたが、最近の研究ではβ(ベータ)-グルカンと呼ばれる多糖類にその効果があることが認められました。β-グルカンは水溶性なので、調理の際には、長時間水に浸したり、煮込んだりしないことがポイントです。

キャベツや大根、長ネギ、ニンニクのような淡色野菜にも免疫力を高める効果が確認されています。これは植物に含まれる色や香り、辛み、苦みなどの成分でファイトケミカルと呼ばれているものです。ちなみに、ファイトケミカルは緑黄色野菜にはあまり含まれていません。

魚料理を見てみましょう。免疫力を高めるのに一番いいのは刺身です。免疫システムの主力である白血球には、ウイルスなどの異物を退治するキラーT細胞があり、その栄養源となるのが、イワシやマグロ、サバなどに含まれる良質タンパク質です。加えて、魚に含まれているDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸は血圧を下げて脳の機能を高めたり、血管を拡張させ血行をよくする働きがあります。

味噌汁の中に入れる具を工夫すれば、さらに免疫力を高めるメニューができます。長ネギや大根などの淡色野菜、胃や大腸の免疫を守るビタミンCを含むジャガイモ、解毒作用のあるアサリ、β-カロテンが豊富な小松菜など、いくつかのメニューを考えましょう。

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【著者】 致知出版社 【発行周期】 日刊

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