松本人志を“生贄”に捧げる「工作員」たちの狙い。元自民議員タレント・金子恵美がついたウソ、「言論統制」に疑問の声が続出

2024.02.19
by kousei_saho
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週刊文春』から自身に向けられた性加害疑惑に対して、出版社の文藝春秋に5億5,000万円の損害賠償請求を起こした松本人志(60)。その第1回口頭弁論が3月28日に行われることが15日夕に分かったのは、弊サイトでも既報のとおりだ。

一連の「松本騒動」をめぐっては「報道の自由ネット私刑」の関係が注目されているが、そんな中にあって元衆議院議員でタレントの金子恵美(45)が出演した番組内で、自らの思うところを述べたところ、ネット上で批判的な書き込みが相次ぐ事態に。金子は何を語り、そしてネットユーザーはそのコメントのどこに反応したのか。

週刊誌報道やネット上での“自由な議論”に懐疑的な姿勢

日刊スポーツの記事によると、その発言が飛び出したのは16日に放送されたワイドショー「ゴゴスマ」(TBS系)。番組で松本の裁判が扱われた際に金子は“週刊誌は真実でなかったとしても記事を書けてしまう”とした上で「疑惑の段階から社会的制裁を受けるようなこの社会というのは、在り方として正しいのか?」と、暗に週刊誌報道やそれを受けるかたちで展開されるネット上での“自由な議論”に懐疑的な姿勢を示した。

【関連】金子恵美氏、松本人志の週刊誌報道に「疑惑の段階で社会的制裁を受けるような社会は正しいのか」

これに対してネット上には次のような投稿が相次いだ。

《松本が会見開いて疑惑を全否定すればよかった話なんじゃないの?》

《後輩使って悪質な飲み会開かせてたってのは疑惑じゃなくて事実でしょ》

《個室マッサージで松本がやらかしたことについては被害者が警察行ってるしなー》

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中でも目立ったのは、こんな書き込みだ。

《散々テレビがやってきたことを棚に上げて、週刊誌批判ですか》

《週刊誌やらネットは悪で、テレビは善だと言いたい?》

《ワイドショーのコメンテーターだって叩いてきただろ》

これらの反応について、かつて在京キー局のワイドショー制作に関わったことがあるという50代のテレビ関係者に話を聞いた。

「身内の恥をさらすようですが、これまで“容疑者”の段階でさまざまな人を“犯人”扱いしてきたのは週刊誌やSNSではなく、テレビや新聞といったマスメディアの方だという見方は間違っていないと思いますよ。書き込みにもあったように、ワイドショーのコメンテーターなんて基本、言いたい放題みたいなところがあるじゃないですか」

ではなぜ金子氏は、“松本擁護”とも受け取れる今回のような発言を行ったのか。

「金子さんは衆議院議員になる前に、ミス日本関東代表に選ばれた過去がある、言ってみれば“芸能村”出身の方ですし、身内を守りたいという側面が強いんじゃないでしょうかね。さらに言えば、舞い戻ってきた芸能村ではワイドショーは良い“食い扶持”ですから、週刊誌を悪者っぽくしておけばコメンテーターとしての椅子も保証されますしね」(同前)

確かに、タレントの優木まおみ(43)も13日放送の「ミヤネ屋」(日本テレビ系)で、「芸能界に私も20年以上いて、松本さんのモラハラとかパワハラとかっていうのを現場で聞いたっていうことはないんですよ。セクハラにしても」とコメントしている。

【関連】優木まおみ、松本人志巡り「芸能界20年以上いて松本さんのモラハラやパワハラ聞いたことない」

こちらも金子同様、松本擁護と“週刊誌下げ”を狙っての発言だったのだろうか。

テレビを使って「言論統制」という恐怖のシナリオ

さらにこんな指摘をする人物もいる。40代の男性ネットメディア編集者だ。

「松本さんへの“ネット私刑”を口実にして、日本を言論統制国家にしてしまいたいという流れがあるように思えてしまいます。SNSはもちろん、その起点を作る週刊誌報道まで規制してしまうという動きです」

そんな男性ネットメディア編集者は、金子の衆議院議員の過去に注目する。

「金子さんは自民党では二階派所属で、特定秘密保護法は必要という立場を取っていました。そんな彼女を自民が広告塔に立ててSNSやネットメディア、週刊誌に批判的な世論を醸成しようと画策しているとしてもおかしな話ではないでしょう」

そのような芸当は可能なのだろうか。これについては大手週刊誌での執筆経験を持つ50代の元記者男性から興味深い話を聞けた。

「かつて西日本のとある県のマスコミ関係者が話していたんですが、潰すと決めた政治家がいたら、その県の同系列のテレビ局と新聞社で徹底的にネガキャンを張ってとことんまで追い詰める、とのことでした。ですから言論統制にもっていくという情報操作目的でテレビを使うのも大ありでしょうね」

金子はその片棒を担がされているのだろうか。ちなみに彼女は衆議院議員時代、「憲法9条の改正」と「集団的自衛権の行使容認」に賛成という立場を取っていたことも付け加えておく。

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