あなたのお店は大丈夫?ただの「いらっしゃいませ」ではまったく意味がない

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あなたのお店では、どんなあいさつを導入していますか? 逆に、あなたが客として他のお店にいったとき、印象に残るあいさつはあったでしょうか? 無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、ショップでのあいさつの意味を掘り下げて、目的に応じたあいさつの仕方を考えてみようと促します。

お客様に「顔を上げてもらう」には

ショップで行なうあいさつにはいろんな意味があります。

お客様を歓迎していることを伝える意味もありますし、ちゃんと気づいていると伝える意味もありますし、印象を良く見せる意味もありますし、あまり言いたくありませんが、防犯につながる意味もあります。

それらをまとめてできるのがショップで行なうあいさつです。

この日常的に行なっているあいさつにも、いくつかの言い方がありますよね。

「いらっしゃいませ」が最も代表格ですが、時間帯に合わせた「こんにちは」や「こんばんは」と言ったあいさつもできます。

両方を使っても良いわけで、何をどう使うかはその店のルールや個人の判断に任せられています。

だから別に何と言おうと自由です。

ただせっかくなら、あいさつでできるもう一つのことにも目を向けてみると良いかもしれません。

あいさつでできるもう一つとは、『お客様の顔を上げる』ことです。

店の作りなどにもよるのですが、(商品がどう並んでいるかとか)お客様って店員の顔を見ながら入店することはあまりありません。

普通は商品に目が向くもので、陳列されている商品を見ながら、「何か良いのあるかなー」と入ってきます。

この商品は多くの場合、見やすい位置にレイアウトされているものですから、位置としては少し低いことが多い。

つまりお客様の目線や顔は下がっていることが実は結構多いのです。

販売員が接客をする時には、販売員に目線を向けてもらえるかどうかはこれまた大事なポイントになります。

声をかけても目線を向けてもらえないとどうしてもコミュニケーションが取りづらくなるからです。

そのためにあいさつを活用して、顔を上げてもらい目線をもらえるようにするということなんですね。

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