ポンド/円 上昇トレンドが続いている
<先週の動き>
上値抵抗線として存在していたACラインを超えた後も堅調な展開は続いている。B点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯には大きな陽線が、そしてC点が位置する時間帯でも陽線が出現している。
次の注目日は2月19日前後である。
A点水準:約142円40銭
B点水準:約147円50銭
D点水準:約148円
<今週のポイント>
C点に注目したい。先週末にC点が位置する時間帯に到達した。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、週明けに新しい流れが出てくるのか否かがポイントになるからだ。
CDラインにも注目したい。堅調な展開が続くのであれば、右肩上がりのCDラインが下値支持線となることが望まれるからだ。逆に言えば、CDラインを割り込んでくると、上値の重たい展開に移行する可能性が出てくる。
<現在の相場状況(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)>
上昇トレンドの上昇局面である。下落局面への転換価格(売りシグナル及びロスカット)は、終値で143円90銭を割り込むことである。
<今週のメインシナリオ>
堅調な展開が続いている。下値支持線ACラインの上方を推移している。また、右肩上がりのCDラインが下値支持線として控えている。そして、B点およびC点の時間帯で陽線が出現しているからだ。この場合、D点を窺う動きになっていこう。
<サブシナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性も残っている。C点が位置する時間帯が変化日となり、週明け以降に流れが変わる可能性がある。また、中心点B点の下方を通過したことで、上値は限定的と考えることが出来るからだ。
この場合、ACラインを割り込む可能性が出てこよう。
※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2021年2月14日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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