ユーロ/円 もち合いを上放れるか
<先週の動き>
126円を中心としたもち合いが続いているユーロ円は A点が位置する時間帯より再びレンジの上値水準を試す動きになっている。そして、先週末にかけてABラインに到達している。
次の注目日は2月22日前後である。
A点水準:約123円
C点水準:約128円
<今週のポイント>
ABラインに注目したい。堅調な展開が続くのであれば、右肩上がりのABラインに沿った展開になることが期待される。しかし、ペンタゴンチャートには真横に新しいペンタゴンが描き足される場合に越えていくライン(ここでのABライン)に到達すると、直前の動きとは逆の流れになることが多い、という特徴がある。したがって、週明けの動きには要注目である。
<現在の相場状況(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)>
下落トレンドの上昇局面である。
下落局面への転換価格(売りシグナル及びロスカット)は、終値で126円45銭を割り込むことである。
<今週のメインシナリオ>
堅調な展開を維持している。A点が位置する時間帯を通過した後も陽線が出現し値を上げているからだ。また、ACラインが下値支持線として控えている。この場合、128円台に乗せていくことが期待されよう。
<サブシナリオ>
上値重たい展開に移行する可能性がある。上述したように、ABラインに到達することで、流れが変わる可能性があるからだ。この場合、125円を試す動きになっていこう。
豪ドル/円 週明けの動きに注目
<先週の動き>
B点が位置する時間帯にB点に引き寄せられた後は、上値抵抗線ABラインを越えて堅調な展開を続けている。ただし、右肩上がりの下値支持線BCラインは割り込んでしまった。
次の注目日は2月25日前後である。
A点水準:約84円50銭
B点水準:約79円75銭
D点水準:約81円
E点水準:約77円
<今週のポイント>
C点に注目したい。先週末にC点が位置する時間帯に到達した。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり新しい動きが出てくるのか否か、すなわち、週明けの動きに注意したい。
D点に注目したい。ペンタゴンチャートでは中心点の上方を通過するのか、下方を通過するのかということが注目される。したがって、現在、D点を意識した動きになっていることからもその水準に注目したい。
<現在の相場状況(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)>
上昇トレンドの上昇局面である。下落局面への転換価格(売りシグナル及びロスカット)は、終値で80円40銭を割り込むことである。
<今週のメインシナリオ>
堅調な展開が続いている。上値抵抗線として存在していたABラインを越えてきた。また、B点が位置する時間帯を通過した後も上昇が続いているからだ。この場合、82円台に乗せていくことが期待されよう。
<サブシナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性はある。C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。また、下値支持線と期待されたBCラインも割り込んでしまっている。この場合、80円を割り込んでいくことが考えられる。
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