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日経平均3万円回復のその先は?今週の株式ペンタゴンチャート分析=川口一晃

ニューヨーク・ダウ さあ、どっちだ

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<先週の動き>

上値抵抗線であるBEラインに到達すると同時に値を下げてきたNYダウだが、CEラインが下値支持線となり下げ止まりから再びBEラインに引き寄せられている。
次の注目日は、4月6日前後である。

B点水準:約3万3,200ドル
C点水準:約3万1,800ドル
D点水準:約2万9,300ドル

<今週のポイント>

BEラインに注目したい。上値抵抗線として存在しているBEラインを越えていくことが出来るのか否かに注目したい。週明けにBEラインを越えることが出来たのであれば、右上に新しいペンタゴンが描き足されることになり、堅調な展開が続くことが期待されるからだ。

E点にも注目したい。週明けにE点が位置する時間帯を通過する。したがって、E点が位置する時間帯が変化日となり、新しい動きが出てくるのか否かがポイントになる。

<現在の相場状況>(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)

・トレンドのポイント(長期)
上昇トレンドの上昇局面である。

・あくまで参考売買ポジション(短期)(利益を保証するものではなく取扱いに注意)
現在は、買いポジション。
売りポジションへの変更は、3万2,600ドルを終値で割り込むことである。

<今週のメインシナリオ>

堅調な展開が続いている。C点が位置する時間帯を通過した後も右肩上がりで値を上げている。また、下値支持線CEラインに沿った展開が続いている。そして、CEラインを割り込んだとしても、右肩上がりのDEラインが下値支持線として控えているからだ。この場合、3万4,000ドルを目指した動きが考えられる。

<サブシナリオ>

上値の重たい展開に移行する可能性も残っている。上値抵抗線としてBEラインが存在している。また、BEラインを超えたとしても右肩下がりのAEラインが上値抵抗線として存在している。そして、E点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。この場合、3万2,000ドルを割り込んでいくことになろう。

Next: ナスダック 再び上昇~米国市場分析

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