fbpx

正社員の手当は風前の灯火。実力主義のジョブ型雇用時代の到来で年功序列は完全崩壊へ=川畑明美

ジョブ型雇用促進で手当削減が加速

企業にとって国際競争力が問われるいま、この方針を採用せざるを得ない経済状況になってきているともいえます。

そういう企業から導入が進みつつあるジョブ型雇用も考えてみましょう。

ジョブ型雇用とは、働き手の職務内容をあらかじめ明確に規定して雇用する形態のことです。

いままで日本で一般的とされてきた雇用はジョブ型と比較してメンバーシップ型雇用と呼ばれています。社員にふさわしい仕事を割り当てる「人主体」の仕組みです。賃金は、働き手の経歴や勤続年数などで左右されます。

一方ジョブ型は、業務の市場価値で賃金が決定します。

こうしたジョブ型雇用に変化することで諸手当の削減が進んでいるのです。

まさに「完全実力給」の時代に突入したといえるかもしれません。

【関連】無駄の塊「生命保険」なぜ欧米より3倍も高い?保険会社のボッタクリと偽りの“相互扶助”に気づけ=神岡真司

【関連】天才投資家ジム・ロジャーズは「現金はゴミ」の時代に何を買う?3つの投資先を明言=花輪陽子

【関連】キャッシュレスで詰む高齢者たち。上級国民以外はクレジットカードを作れない…どう対処する?=岩田昭男

image by:metamorworks / Shutterstock.com
1 2

教育貧困にならないために』(2022年3月12日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

無料メルマガ好評配信中

教育貧困にならないために

[無料 ほぼ日刊]
人生で二番目に大きな買い物は、子どもの教育費。教育費を意識して貯蓄していますか?「実はコレだけ必要です」から、「学資保険でまかなえるのか?」「目減りしない資産管理」「我慢しない節約」「ゼロから稼ぐ方法」までを調べて実践したことを紹介しています。教育ローンに頼らず、老後資金も確保できる教育費の貯め方を伝授します。

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー