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実は3種類ある「高配当銘柄」それぞれ売り時はいつ?三菱UFJ・日本製鉄・USSの事例で解説=佐々木悠

ケース2 成長高配当銘柄の売り時=USS

成長高配当銘柄の一例としてユー・エス・エス<4732>を取り上げます。

ユー・エス・エスは中古車オークションの運営会社で、業界においては独占的な地位を有します。

この会社は業績の拡大に伴って配当金が増加しています。

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出典:IRバンクより作成

さらに株価も右肩上がりです。

ユー・エス・エス<4732> 月足(SBI証券提供)

ユー・エス・エス<4732> 月足(SBI証券提供)

このように成長高配当銘柄は業績拡大に伴い、増配と株式の譲渡益の両方を狙えることが魅力です。銀行などの成熟配当銘柄に比べると利益成長に対する期待値が大きいのです。

こういった、成長高配当企業は基本的に継続保有することを推奨します。企業の成長に伴いあなたの配当収入を増やしてくれるでしょう。

しかし、理想の銘柄郡ではありますが、そもそもどの企業が成長するのかを見極める能力が必要です。企業・業界の分析が行えるようになると、より高い精度で、成長高配当企業を発見できるかもしれません。

Next: 瞬間的高配当銘柄の売り時は?日本製鉄のケースで考察

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