ティーケーピー<3479>は31日、ヒューリック<3003>が保有するヒューリックビズフロンティア(本社:東京都中央区)の全株式を取得し、同社を子会社化するとともに同社の商号を「TKPビズオフィス」へ変更したと発表した。
ティーケーピーは創業以来、遊休不動産を活用して空間を再生し、付加価値を加えた総合的な空間サービスを法人向けに提供する、空間再生流通事業を展開している。全国に約300施設の貸会議室や宿泊施設を展開し、国内大企業を中心とした年間利用顧客数約3万社の法人顧客基盤を有している。
2025年2月には、APAMAN(本社:東京都中央区)より、レンタルオフィス・コワーキングスペース・バーチャルオフィスを展開する「fabbit」事業を譲り受け、フリーランスやスタートアップをはじめとする企業に対し、柔軟なワークスペースの提供を通じて多様な働き方や事業成長を支援している。近年、働き方改革やコロナ禍を契機としたリモートワークの普及により、企業では働き方や働く場所の見直しが進んでいる。こうした変化を背景に、時間や場所を柔軟に選択できるワークプレイスとして、レンタルオフィスやコワーキングスペースへの需要は高まっている。
一方、TKPビズオフィスは、企業の成長と発展を支援する柔軟なオフィス環境とサービスを提供する企業である。東京を中心とした利便性の高いビジネスエリアにおいてレンタルオフィスの管理・運営を行い、企業の事業活動を支援している。同社が展開するレンタルオフィス「CROSSCOOP」では、セキュリティ性の高い個室オフィスに加え、会議室やラウンジなどの共有スペースを備えたハイグレードなワークスペースを提供しており、現代の多様な働き方に対応した環境づくりを推進している。
今回の株式取得により、両社の事業を連携することで、多様なオフィスニーズに対し、より柔軟かつ幅広いサービス提供が可能としている。また、両社が活用する集客ツールやマーケティング施策の統合を進めることで集客効率の向上を図るとともに、ブランド戦略に基づいた出店を推進し、エリアごとの需要に応じた拠点展開を強化していく方針である。さらには、運営ノウハウの共有や管理体制の最適化によりコスト削減を図り、収益性の向上にもつなげていく意向である。
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