■株主還元策
ラキール<4074>は、株主に対する利益還元を重要な経営課題と認識しており、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況を勘案し、利益還元政策を決定する方針だが、現在のところは配当を実施しておらず、今後の配当実施の可能性及びその実施時期等については未定である。現時点では、同社事業は成長過程にあるため、財務体質強化と今後の事業拡大のために必要な内部留保の確保を優先し、なお一層の事業拡大を目指すことが株主に対する最大の利益還元につながると考えている。また、内部留保資金については、製品開発の継続的な実施や人材採用・育成の強化のために優先的に充当し、事業基盤の強化を図っていく。
ただし、直近の株価水準等を勘案し、経営環境の変化に対応した自己株式を利用する機動的な資本政策、株主への利益還元及び資本効率の向上を実現するため、自己株式の取得を積極的に実施している。まず、2025年8月13日~2026年2月28日を買付期間に、200千株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合2.82%)の株式を173百万円で取得した。さらに、2026年2月16日~2026年8月3日を買付期間に、上限200,000株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合2.89%)を上限280百万円で取得する計画となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田 仁光)
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