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停戦交渉進展期待で58000円台回復【クロージング】

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15日の日経平均は続伸。256.85円高の58134.24円(出来高概算24億3000万株)と終値ベースでは3月2日以来約1カ月半ぶりに58000円台を回復して取引を終えた。前日の米国市場の上昇の流れを受け、本日も値がさハイテク株中心に買いが先行し、前場中盤には58585.95円まで上値を伸ばした。また、原油価格が一時1バレル=86ドル台まで水準を切り下げたことも投資家心理を上向かせる要因になった。ただし、買い一巡後は利食い売りなども出たとみられ、後場終盤には58028.75円まで失速する場面もあったものの、58000円を割り込まずに終了した。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、情報通信、証券商品先物、銀行、精密機器など19業種が上昇。一方、非鉄金属、鉱業、卸売、ガラス土石、機械など14業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、信越化<4063>、太陽誘電<6976>が概ね堅調だった半面、キオクシアHD<285A>、フジクラ<5803>、イビデン<4062>が軟調だった。

トランプ米大統領が14日、イランとの戦闘終結に向けた交渉が2日以内にパキスタンで再開するという可能性を示したことから、停戦交渉が進展するとの思惑が広がった。また、原油価格が大きく下落したことも投資マインドを上向かせ、前日の米国市場で主要株価指数はいずれも上昇。なかでもSOX指数は連日で史上最高値を更新したため、東京市場でも半導体関連など値がさ株中心に値を上げる銘柄が目立ち、日経平均の上げ幅は一時700円を超えた。ただ、短期的な過熱感から利益確定売りなどもあり伸び悩んだ場面もあったが、押し目を拾う動きも活発で、基本的には堅調地合いが続いた。

日経平均の25日移動平均線(54184円)からの上方乖離は拡大しており、目先的な過熱感は依然意識されている。当然短期調整は予想される反面、米国市場ではテック株嗜好的な動きが続いており、引き続き先高期待は根強いだろう。中長期でAI脅威論は絶対に軽視できないとはいえ、これまでSaaS銘柄やコンサル銘柄などが売られる流れがあったなか、本日のベイカレント<6532>の急伸も、こうしたトレンドに巻き込まれていた銘柄の目先的な見直しには追い風として効いてきそうだ。

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