18日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。前週発表された米インフレ指標の加速を受け、米金利高・ドル高に振れやすい。ただ、160円が視野に入れば日本の為替介入への警戒感で一段のドル買いは慎重になりそうだ。
足元で発表された消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)は予想を上回って加速し、前週末の取引では連邦準備制度理事会(FRB)の今後の引き締め的な政策が意識された。米10年債利回りの上昇でドル買い地合いが強まり、ユーロ・ドルは1.1610ドル付近に軟化、ドル・円は158円後半で159円を目指す展開に。週明けアジア市場もドル買いが続き、ドル・円は159円台に浮上。ただ、日本の為替介入への警戒感から、上値の重さが目立つ。
この後の海外市場は引き続き米長期金利の動向が注目される。中東情勢の不透明感からNY原油先物(WTI)は強含んでおり、FRBの今後の利上げに思惑が広がりやすい。原油高・金利高を受け、ドル買い地合いは継続。ただ、今週公表予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を見極める展開となり、一段のドル買いは縮小。一方、ドル・円は158円台では買戻しが入りやすいものの、160円が視野に入れば日本の為替介入への警戒感から159円台ドル買い・円売りは慎重だろう。
【今日の欧米市場の予定】
・05:00 米・3月対米証券投資(短期債除く)(2月:+586億ドル)
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