■NY株式:米国株式市場はまちまち、イラン合意への不透明感を警戒
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は159.95ドル高の49686.12ドル、ナスダックは134.41ポイント安の26090.73で取引を終了した。
最終合意まで対イラン原油制裁の一時免除の可能性が報じられ、原油価格の下落で、寄り付き後、小幅高。同時に、トランプ大統領が週末のソーシャルメディア投稿で、「時間切れが近づいている」とイランに警告、合意の行方が依然警戒され、売りにおされ下落に転じた。原油価格が上昇に転じ終日戻りの鈍い展開。終盤にかけ、トランンプ大統領が計画していた明日の対イラン攻撃を中東諸国からの要請により中止した事を明らかにすると、ダウはプラス圏を回復、ナスダックは下げ幅を縮小し、まちまちで終了した。セクター別では商業・専門サービス、保険、エネルギーが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。
百貨店のメーシーズ(M)や航空会社のデルタ(DAL)は保険のバークシャー・ハサウェイ(BRK)による新規株式取得が当局への報告で明らかになり、それぞれ小幅高。エネルギー製品の生産・輸送会社のドミニオン・エナジー(D)は電力のネクステラ・エナジー(NEE)による約670億ドルと今年最大級規模での買収で合意した事を発表し、上昇した。ネクステラ・エナジー(NEE)は下落。
ヨガアパレルのルルレモン・アスレティカ(LULU)は物言う投資家との対立が激化する中、問題解決に向け創業者のウィルソン氏が建設的になることが可能と言及し、上昇した。クラウドインフラストラクチャテクノロジー会社コアウィーブ(CRWE)は幹部の自社株売却が当局への報告で明らかになり、下落した。
トランプ大統領はイラン戦争終結を目指した真剣な交渉が行われていると、イラン攻撃中止の理由として語った。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米イラン情勢を巡る懸念でドルは乱高下、原油相場に連動
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円61銭まで下落後、159円08銭まで上昇し、158円81銭で引けた。米国が最終合意まで対イラン原油制裁の一時免除を提案との報道で原油価格が下落すると金利の低下に伴うドル売りが優勢となった。その後、経済指標が予想を上回ったほか、米高官が対イラン原油制裁の一時免除するとの報道を否定すると原油価格が再び上昇し、ドル買いに転じた。引けにかけ、トランプ大統領が明日のイラン攻撃中止を明らかにし、伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは1.1627ドルまで弱含んだのち、1.1661ドルまで上昇し、1.1655ドルで引けた。ユーロ・円は184円85銭から185円22銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3372ドルから1.3449ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.7864フランまで上昇後、0.7840フランへ下落。
■NY原油:続伸、時間外取引で乱高下
18日のNY原油先物6月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+3.24ドル(+3.07%)の108.66ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは102.65-109.47ドル。米国市場の前半にかけて102.65ドルまで売られたが、19日にイラン攻撃が再開されるとの見方が広がり、通常取引終了後の時間外取引で109.27ドルまで買われた。しかしながら、トランプ米大統領が19日の攻撃を取りやめたと伝えたことで105.65ドルまで下げる展開。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 50.69ドル +0.92ドル(+1.84%)
モルガン・スタンレー(MS) 192.69ドル +0.18ドル(+0.09%)
ゴールドマン・サックス(GS)946.36ドル -2.11ドル(-0.22%)
インテル(INTC) 108.17ドル -0.60ドル(-0.55%)
アップル(AAPL) 297.84ドル -2.39ドル(-0.79%)
アルファベット(GOOG) 393.11ドル -0.21ドル(-0.05%)
メタ(META) 611.21ドル -3.02ドル(-0.49%)
キャタピラー(CAT) 863.95ドル -24.36ドル(-2.74%)
アルコア(AA) 62.59ドル +0.06ドル(+0.09%)
ウォルマート(WMT) 133.34ドル +1.89ドル(+1.43%)
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