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株価乱高下「フジクラ」今が買い?決算から見えた本当の実力と今後の投資戦略=金融ライター K.Y

<株価の当面のポイント|4,156円の安値と5,000円台の回復>

フジクラ<5803> 日足(SBI証券提供)

フジクラ<5803> 日足(SBI証券提供)

足元の株価動向を見るうえで、まず注目したいのが5月20日につけた安値4,156円付近を終値ベースで守れるかどうかです。
この水準を再び下回るようであれば、まだ売りが出尽くしていない可能性があります。
逆に、4,000円台前半で下げ渋り、5,000円台をしっかり回復してくるようであれば、ガイダンスショックの一巡が見えやすくなります

中長期で保有を検討する場合も、目先は安心できない局面が続く見通しです。
市場が次に注目するのは、今期(27年3月期)の第1四半期決算で情報通信がさらに伸びているか、原材料・物流の供給制約懸念が杞憂に終わるかどうかです。
上方修正が出るかどうかも大きな焦点になります。

押し目買いを考える場合は、購入タイミングを分散させたり、撤退ラインをあらかじめ決めておいたりといった、リスク管理の徹底が重要です。

まとめ|フジクラは成長ストーリーの「正念場」を迎えている

フジクラ<5803>の急落は、業績の悪化ではなく、高まりすぎた期待との落差によるものです。
26年3月期の実績は前中計目標を大幅に超え、27年3月期も増収増益の計画を示しています。
2028年中計では売上高1兆6,000億円・営業利益3,150億円という強気目標を掲げ、情報通信事業への集中投資で供給能力を4倍に高める方針です。

ただし、供給制約の影響がどこまで続くか、情報通信への一極集中リスク、5,300億円超の大型投資が計画通りに実を結ぶかどうかは、今後の決算ごとに確認が必要です。
フジクラは今、電線メーカーからAIインフラ株への変貌を本物にできるかどうかを問われる正念場にあります。

投資を検討する際は、短期・中長期それぞれの視点でリスクと期待を整理したうえでの判断するが必要だと思います。

image by:Adriana Iacob / Shutterstock.com

本記事は日本投資機構が運営する金融メディア『INVEST LEADERS』からの提供記事です。
※タイトル・リード・見出しはMONEY VOICE編集部による

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