■NY株式:米国株式市場はまちまち、テクノロジー株がけん引
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は118.02ドル安の50,461.68ドル、ナスダックは312.21ポイント高の26,656.181で取引を終了した。
寄り付き後、上昇。アメリカがイラン南部で攻撃を実施したと発表したが、イランとの和平交渉を妨げないとの見方が優勢となった。アナリストらの強気な見方を背景にマイクロン株が急騰、半導体株が追随したナスダックは大きく上昇したが、一方でハイテクの恩恵が薄いダウは終日軟調に推移。引けにかけて下げ幅を縮小させたが、小幅に下落し取引を終えた。セクター別では半導体・同製造装置が大幅高となり、資本財や自動車・自動車部品なども上昇。エネルギーや食品・飲料・タバコなどが下げた。
半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)はアナリストによる目標株価引き上げを受けて急伸。中国のファーウェイ幹部が独自の技術を用いて1.4ナノメートル半導体の製造を開始する方針を示したことも支援したほか、他の半導体株も連れ高となった。スマートフォン用半導体のクアルコム(QCOM)は「TikTok」の親会社であるバイトダンスにAIデータセンター用の半導体を供給すると報じられ上昇。
原子力エネルギー企業のオクロ(OKLO)が上昇。米エネルギー省(DOE)の余剰プルトニウム利用プログラムにおいて交渉の対象企業に選定されたと発表した。シェブロン(CVX)などのエネルギー株はイラン戦争の原油価格の下落を受け売られた。自動車関連商品を販売するオートゾーン(AZO)が決算を受け下落。海外事業の低迷が嫌気され、また売上高が市場予想を下回った。
半導体のマイクロン・テクノロジーの時価総額が1兆ドルを突破した。マイクロンの株価は26日の株式市場で19%上昇、年初来では210%超値上がりしている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:原油先物下げ渋りでドル売り弱まる
26日のニューヨーク市場で米ドル・円は強含み。米国とイランの戦争終結への期待は持続しているが、原油先物の下げ渋りを受けてドル売りは抑制された。ドル・円は、159円19銭まで売られた後、159円38銭まで戻した。
ユーロ・ドルは、伸び悩み。1.1637ドルから1.1616ドルまで弱含み。ユーロ・円は下げ渋り、185円07銭から185円30銭まで値上り。ポンド・ドルは伸び悩み、1.3475ドルから1.3435ドルまで値を下げた。ドル・スイスフランは強含み、0.7846フランから0.7865フランまで値上り。
■NY原油:下落、イラン戦争の早期終結への期待はやや後退
26日のNY原油先物7月限は下落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-2.71ドル(-2.81%)の93.89ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは90.35-94.70ドル。イラン戦争の早期終結への期待はやや後退し、米国市場で94.70ドルまで買われた。通常取引終了後の時間外取引では主に94ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 52.20ドル +0.40ドル(+0.77%)
モルガン・スタンレー(MS) 201.76ドル +0.73ドル(+0.36%)
ゴールドマン・サックス(GS)994.52ドル -2.21ドル(-0.22%)
インテル(INTC) 123.52ドル +3.68ドル(+3.07%)
アップル(AAPL) 308.33ドル -0.49ドル(-0.15%)
アルファベット(GOOG) 384.84ドル +5.46ドル(+1.43%)
メタ(META) 612.34ドル +2.08ドル(+0.34%)
キャタピラー(CAT) 908.55ドル +28.66ドル(+3.25%)
アルコア(AA) 74.57ドル +3.19ドル(+4.46%)
ウォルマート(WMT) 118.57ドル -1.70ドル(-1.41%)
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